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ワッツア!

 

文英堂「得点源シリーズ」と人物写真をむりやりからめて

ストリートスナップにしてみた好評の“STREET ガクサン”

今日は誰が登場すんのか?

 

 

 

ブックデザインラッシュ第20日目!

 

 

 

 

大学入試の 得点源 化学[理論]

著:目良誠二 (文英堂)

 

 

 

 

 

はいどーん!

今日のモデルはユミコ

パリ在住のヘア・スチリスト。

 

昔からの当ブログ読者にはおなじみかもしれませんが

つい数年前まではほぼ1日おきくらいで飲んで遊んで朝まで語り合ってたユミコ。

 

 

 

 

 

もともと仕事はできる子だったのですが、謙虚さが先に立って半歩下がっていた感のある東京時代。

(おれを含め、周りがガツガツ系だったからか)

しかし一念発起してパリに移り住んでからは大幅にクオリティがアップ!

いまや現地フランスの一流誌はもちろんのことエルメスやシトロエンのCMまで手がけるハジケっぷり。

webは→ここ

 

ユミコの大活躍についておれの感想は

 

「へえ、とーぜんこのくらいはやると思ってたよ」(ちょっと焦り気味に)

 

というわけでおれ殿下の創作の(インスピレーション)は、

ともに手をとって時に忍び・耐え、それでもまっすぐに前を向いて生きてきた仲間にあり!

ってことでこのユミコの帰国、

バカンス、らしく旦那さん(南蛮人)と一ヶ月ほど日本をぶらぶらしてるらしいです。

ケッ、優雅なもんだな!

 

 

 

 

 

 

てか、

今日からポートレイトをiPhoneで撮ってみてるわけなんだけど、

これってレンズ40mmくらいの感じ?

なのに画面のノッペリ感(レンズがチープ。まあケータイだからあたりまえなんだけど)がはんぱない。

一連の写真家を使ったiPhoneの広告は誇大広告だ!と自分の腕はさておき思う次第。

 

今日もこれから青山でポートレイト数人分撮ってくるんだけど(仕事しろよ)気が重いです。

あーあFUJI X100Tほっしいなぁー  

だれか買ってよ。

 

 

 

 

 

最後にブツ撮りです!

 

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

都民のみなさん都知事選挙はもちろんいったよね!?

みなさんの関心も高かったようで、投票率が大きく伸びたのはよかった。

結果、今回の都民の選択は妥当でありマトモであったのではないでしょーか。

ヤクザまがいの利権組織や、手ブラでやってきて態度だけはご立派な痴呆老人

こんなんにはやっぱ一票は投じられないよねー。

ということで初の女性都知事、とりあえず新都政を見守りましょう。

 

 

さて、当ブログもきのうから新基軸の

ブックデザインラッシュ第19日目!

です。

「得点源」シリーズに人物をからめたストリートスナップ「STREET ガクサン」

本日もいってみましょう!

 

 

 

 

大学入試の 得点源 化学[無機]

著:目良誠二 (文英堂)

 

 

 

 

 

はいどーん!

今日のモデルはアッキーこと古谷昭洋

彼のコンデジを借り、真昼間の公園、おっさん2人でキャッキャはしゃぎながら

パシャパシャ撮ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

このコンデジ、(FUJIFILM X100T)かなりイイですよ!

なんかコンパクトデジカメではもうあたりまえになっちゃった

「背面の大きな液晶画面で画をきめ、撮る」やりかたより、

やっぱファインダー(これプロっぽい電子ファインダーです)覗いて撮る方が圧倒的に撮りやすい!

 

 

 

 

 

シャドーはドスンと締まりながらも全体まろやか、というアナログな35mmテイスト

発色も(このwebにアップすると彩度が一段落ちちゃうんだけどね)カラーネガから手札に焼いたっぽい感じで好み。

なんか自分の腕が一段上がったような錯覚におちいります。

いやー欲しいですねX100T!

 

 

外観もいたって地味なので、カメラをむけた被写体に「ナメられ」そうのが

またいい表情を撮れるポイントになりそーな感じ。

 

こりゃ買うしかねえ!って思ってビックカメラ行ったら税込で約13万円!

コンデジにしちゃかなり強気なお値段です。

おれカメラ2年くらいで飽きて買い換えちゃう人なので、新品はスルー。

程度のいい中古をゆっくり探そうかなと思ってまーす。

 

 

 

 

 ということでアッキーご協力さんきゅー!

 

 

 

 

最後にブツ撮りです!

 

 

 

あーあ、X100T彼に返しちゃったから

明日からiPhoneで撮らなきゃならん(しばらく使ってたNIKON 1は売っちゃったんだよねー)

おれ写真下手なのバレちゃうなー。、、

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

はい、お待たせしましたー、

あいかわらず「得点源シリーズ」が続いてて、みなさんに飽きがきてるところで、

今日からは新基軸でご紹介!

 

 

ブックデザインラッシュ第18日目!

 

 

大学入試の 得点源 化学[有機]

著:目良誠二 (文英堂)

 

 

 

 

 

どーん!どうですか?

今日からはポートレイトで紹介することにしました!

人物と得点源がからむストリートスナップ、ということで、題して“STREETガクサン”

本日の撮影はもちろんアッキーこと古谷昭洋。

 

 

 

 

 

 

かっこいい得点源、そしてかっこいいおれ

 

 

 

 

 

 

 

どの角度からみても様になる得点源そしておれ

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな場所においてもインテリっぽいおれと得点源

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやあーどうですかみなさん、

この“STREETガクサン”、本日のモデルは中小企業社長斉藤啓 aka BDAPの登場で

都知事選に対するポリティカルなメッセージをお届けしました(たまたま選挙看板があっただけ)が、

これから毎日、人を変え場所を変え続きますよー!

どうよ、

お前らが欲してる毎日の刺激ってこうゆうことだろ?!....あれ?ちがう?

 

 

 

 

ちなみにブツ撮りはブツ撮りでちゃんと撮ってます↓文英堂のみなさん、ハラハラしないでくださいね

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

ひゃー今日は暑いねえ!

 

さいきんは全然書いてなかったけど

3年くらい前にはじめたランニングがすっかり習慣づいてしまって(飽きてやめたと思ってただろ)

週3で5キロづつ、土日はそれぞれ10キロと20キロ、悠々と走り込んでいるおれ。

おかげで肩コリしらずの健康体です。

が、こんだけ太陽光線がキビシイとちょっと走るの躊躇。

クーラー&コーラで涼みながら本日もこのブログに立ち向かうとしよう。

 

 

 

ブックデザインラッシュ17日目!

 

 

 

高校入試の得点源 物理[力学・波動]

著:津村一郎 (文英堂)

 

 

 

はい!「得点源」本日で3日目〜!

 

あん?

「さすがに3日もおんなじ。もう飽きたよ〜」

だと?

 

 

なんだとコラァ!?

まず文英堂のみなさんに謝れ!謝れぃ〜!

欲しいのか?そんなにも毎日毎日刺激が欲しいのか!?

この指示待ち人間ならぬ刺激待ち人間ども、

シリーズに、シリーズという概念にも謝れ!謝れぃ〜!

 

 

 

ハアハア...

わかったよ、啓ママわかりましたよ

じゃあ明日からこのブログでは本が毎日「変化し続ける」。いんだろ?それでいいんだろ?

ああ、やってやらあ。

 

じゃあ明日からのこのブログを楽しみに待ってやがれ!

まったく...ブツブツ...

 

 

 

 RHYMESTER / STILL CHANGING

宇多丸Verseのリリックのボキャブラリーがあいもかわらず面白い

 

 

 

YO!おれが斉藤啓aka BDAP!

 

梅雨も明けたようですが、さいきん涼しい日がつづいておりすごしやすくてなかなかよろしい。

それにプラスして毎晩稲川淳二の怖い話を聞いて涼んでおります。

夜中、怪談流しながら仕事してると集中力が異常に高まりますが、

なんか怪談にはこうα波的なもんでも出す効果があんのでしょーかねえ?

 

ということで本日は朝からスタート!

 

 

 

 ブックデザインラッシュ16日目!

 

 

 

高校入試の得点源 生物[要点]

著:大森徹 (文英堂)

 

 

ということで本日、得点源シリーズ2冊目!です!が、え?

「きのうとおんなじじゃん!?」

って?

 

うん、まあそうなんだよね、

 

 

↑タイトル、というか「科目」が違うだけ。

でもまあそれがシリーズってもんなのでしょうがないじゃん?(←むしろ開き直りはじめた)

 

 

 

とはいえ、

毎日みためおんなじな本をアップしてみなさんを退屈させるのは忍びない。

あ、そうだ!

じゃ今日は

 

 

稲川淳二の怪談クラシック「生き人形」でも聞いてください。退屈どころじゃないですよ!

(毎年youtubeに上がるんだけどすぐ運営に消されるからお早めに)

 

 

じゃっ今日はこんな感(はやっ)!また明日〜

(逃げた)

 

 

 

ワッツア!

 

 

ふあーあ(大あくび)

レタッチごときで徹夜しちまった...。

すべてはこの企画ブックデザインラッシュ!に間に合わせるため、

好奇心だけは旺盛なお前らの目を喜ばすことにとことん奉仕するため。

チッ、

地味な稼業だなホント。(←なんか寝てないからかすごく態度悪くなってる。)

 

 

ま、いっか!(ケロッ)

というわけで今日はブックデザインラッシュ第15日目!

 

 

 

 

 

高校入試の得点源 生物基礎[要点]

著:大森徹 (文英堂)

 

 

 

7月に発刊した本書。

これまた文英堂からのブランニューボム!

ニューなのですが、内容は継続の新装版。

カバーデザインのリニューアルでさらに部数を伸ばすぜ、

という文英堂のみなさまの意気込みびんびん物語。

 

 

本書はA5判、かつ極薄のコンパクトな学参となっとります。

試験に出るポイントだけが試験に出るスタイルで羅列されてますので、

基本を繰り返しやり込むもよし、

ぶっちゃけ一夜漬けに最適!といったコンセプトのシリーズ(あ、言っちゃった)です。

 

 

 

 

シリーズもののカバーデザインって、

ひとかたまりでデザインするおもしろさがあって

デザインの先鋭性をむしろ打ち出しやすいと思ってて。

(論拠...売り場で、単発ものでは違和感があるデザインでも、シリーズだと量で説得できる強みがある。

結果、シリーズは出版社のブランドイメージの刷り込みが容易に可能)

 

その思想のもと、造本もふくめブっ飛んだ提案もして参ったのですが、

けっきょくこのシンプルでベーシックなデザインスタイルに落ち着きました。

ま、これはこれで、

既存の学参シリーズの中ではだいぶ洒落てるのかな、と。

 

 

 

ん?

「殿下とか名乗ってるくせにそこは妥協するんだ?」

とか言ったお前!前に出ろ!

戦いもしない妥協と、戦った末の妥協はまるで意味が違うんだ。

その意味でおれは建設的妥協肯定派、といまここに堂々と宣言しまぁす♪

 

 

「クリエイティブにおいて一切妥協はしない!」とかカッコイイこと言ってるやつから、

けっきょく途中で投げ出して、自分の提案が通らないのは

 

「クライアントがバカだから」

 

とかうそぶきながら業界からそっと消えさってゆくのを

おれはこの目でいっぱい見てきた。

 

 

 

要は最後に立ってるヤツの勝ち

いや、勝ち負けなんてむしろもうどーでもいい。

自分が、いい!と心から信じてるもんバンバン作って提案して、

それに乗っかってくれりゃ一番いいけど、たとえ拒否られてもあの手この手で一致点を探しぬく。

めんどくさいと思われたってそんなもんカンケーない。

おれはこれまでもこれからもこのスタイル一本でいく....

 

 

 

...ゼ??...あれ?今オートロックのピンポンが鳴った。

ごっめ〜ん

いまパリから一時帰国中のユミコが遊びにきちゃった〜。

きのう成田に着いたばっかで日本食に飢えてるみたいなのでランチ食べさせにいかなきゃ!

なので本日はこのへんで〜!

(ブログ早めに切り上げるのはこの手に限るな)

 

 

 本日のランチはとろろそばに決定!

 

 

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

さあ本日から写真が元のクオリティにバックアゲイン!

にしてもレタッチに時間かかって時間かかって...

もうやめたいこの企画...。

 

 

ハァとため息をつきつつ、昨夜遅く夕餉の準備。

冷蔵庫がほぼ空っぽで、それでもなんかないかゴソゴソ探してたら1本のエビ天ぷらを発見!

たしか2〜3日前?に買ったやつで、クンクン匂いを嗅ぐかぎり大丈夫そうだったので

天ぷらそばにして食べたんです。

はーおいしかった♥、とふと腕をみたらいきなりジンマシンが発生!

あーん、もうふんだりけったりだよお!

 

 

 

ブックデザインラッシュ第14日目!

 

 

 

30秒でできる!ニッポン紹介 おもてなしの英会話

監修:安河内哲也 (IBCパブリッシング)

 

 

 

本書はIBCパブリッシング8月の新刊、もう店頭にならびまーす。

日本への海外旅行客が過去最高になったとさ、ってことで

無知無学なジンガイたちに、「梅干し」だの「温泉」だの「天皇」などジャパニーズオリジナルなモノ・コトを

30秒で英語でスムースに教えてあげるにはこう言えばいいんや!

ってのがテーマの英会話シミュレーション本です。

 

 

 

 

▲帯にはこんなかんじでイラストいろいろ描きましたー。 

 

 

ブックデザインラッシュ第4日目「日本のしきたり編」さんざん力説しといてなんですが

日の丸モチーフは直近で使っちゃったので(日の丸のハイパー・インフレ)、今回はあえてはずして

日本帝国海軍軍旗、いやむしろ朝日新聞社旗で広くみなさんにおなじみの

「旭日旗モチーフ」でまとめてみました。

 

 

あれ?

またもアレルギー性無自覚反日症候群の方々が眉をしかめてらっしゃる?のか?

このモチーフが「軍国主義」だなんだ思い込んでらっしゃる方は

旗の由来、本来の意味、グンコクシュギガー(って言ってんのは世界で一国だけでぇす)の経緯を

とりあえずwikiあたりから学びはじめてみることをおススメします。

(ただしwikiは50%程度参考にするくらいでちょうどよし。)

 

まー思想信条は個人の自由、それが日本国のよいところ。

そのうえで、TRUTH(真理)JUSTICE(正義)じゃなくてまず

FACT(実際におこった事実)から話をスタートしないことには、

どんな議論も合意の形成どころか、そもそも話し合うことが無意味になってしまいます。

「おまえのかーさんで〜べそ」的いいがかりと何が違うの?

 

 

 

 

 

まっ!

イデオロギー的なものはおいといて(最近毎日これ言ってるな)

この旭日旗的意匠、少年アクション漫画の集中線を思わせるひじょーにキャッチーな意匠。

これをデザイナーが思想的にビビって使わないのは罪であり怠慢である!とも思いますね。

 

 

じっさいのところ、

おれはこのデザインで「パヨク(左翼)ビビらせてやるぜ!」みたいな

違う考えを持ってる人への攻撃的な考えや思想の押し付けなんてマッジで毛ほどももっておらず、

(とくに海外から見た場合の日本らしさ、日本オリジナルのキャッチーさポップさパワフルさ」を念頭において

日本人としてど真ん中から製作しただけにすぎませんので、

そこんとこは勘違いせずよろしくどーぞ。

 

 

ということで今日もまた話があらぬ方向へ飛びましたが

本書、ぜひ書店の英語・語学書コーナーなどでお手にとってご覧ください!

 

ちなみにジンマシンは

 

ちょいまだ痕が残ってるけど、今朝キレイさっぱりひいちゃってました.。

 

 

 

 

ワッツア!


本日ようやくアッキーこと古谷昭洋が撮影(最近の夢は歌手になること、だそうです)しにやってきて

ブツ撮り撮影がやっと終了。

 



目の肥えたブログ読者のみなさんなら、

ここしばらく(今日も)の本の写真の質がカクンと下がったことに気付いているはず。

(※撮ってくれたやなださんのせいじゃありません!急なお願い&テキトーな発注で無理に撮ってもらったので、悪いのは私。)

ま、

質よりもスピードが大事な場合も時にはあんじゃん?

 

撮り直しも含め本日きっちり撮影しときましたので明日あたりからまた元のクオリティにバックアゲン!する予定。

アップ済みの写真も必要あれば順次修正して更新してゆきますね。

 




つーことで本日はちょっと遅くなっちゃったけど

ブックデザインラッシュ!13日目!

 

 

 

 

東日本大震災復興のリーダーが語る

「自分に自信がない人」を卒業する44のヒント

村井嘉浩 (主婦と生活社)

 

 

 

ちょうど昨日発刊!の本書、

 

著者の村井嘉浩さんといえば現宮城県知事(現在3期目)

全国の知事さんの中でもテレビや新聞などのメディアに登場する頻度が高いので

みなさんご存知かもしれません。

彼の姿が全国的にメディアを飾ったのは、皮肉なことに2011年の「東日本大震災」、

その余韻も冷めぬタイミングでのこの事件。

 

 

 

 

 

...しっかし松本復興相...。何様だこいつ...

今見ても、こんな人間が大臣やってたんだ...って絶望的な気持ちになります。

 

一方、村井知事の対応は、正しいことをハッキリ言いつつも礼儀を重んじ、

チクっとユーモアもまぶしてあって本当にお見事。

この件で彼は一躍注目を浴び、ネット上では「勇者」とあいなったわけです。

 

 

まーこの件は知事にとっては瑣末なことであって、

東北復興の旗振り役として、タテ割り行政や、地方行政のヨコの垣根を取り払い

具体的施策を汗かきながらぐいぐい実行してきたそのパワーは

(個々の施策の賛否はあれど)評価されてしかるべきだと思いますね!

 

 

知事は自衛官出身でありながら、松下政経塾出身という変わり種でもありまして

本書はそんな彼の経験や考えを書いた「生き方論」

とはいえ説教臭さはなく、まるで

松下幸之助の一連の書きものを読んでいるような、さわやかな読後感であります。

 

 

 

自衛官出身、ということで先日は例の某党「人を殺す予算」発言にも強く異を唱えて発信してらっしゃいました。

イデオロギー、その施策の賛否、

それを乗り越えて、こうゆう有言実行&オリジナリティのある魅力的な知事さんが増えると

地方もおもしろくなってゆき、結果日本がもっとおもしろくなってゆくと思いますねー。

 

 

おれも仙台市は何度か行ってるのですが、

緑豊かでほんとキレイな街。食べ物も超美味しいし。

あの震災で暮らしのすべてが壊れてしまったことはほんとに悲しいけど

人間は泣いてばかりじゃいられない生き物。

ほんとうの復興はおれらがどんどん遊びにいって飲みまくり食いまくり楽しみまくることからようやく始まる!

 

というわけでみなさんどんどん宮城、いや東北の街々に遊びにいきましょう!

おれも近々ともだち引き連れて遊びにいこうっと。

 

 

 

 

 

ということで本書、

カバーのドカンとした青空はアッキーがヘルシンキにて撮影したものを使用。

コンパクトカメラ独特の広角感と肩の力抜いたスタンスがよい感じ。

 

 

 

▲帯には、地元仙台市出身のフィギュア・スケーター羽生結弦さんも登場。

 

 

帯、カバーともに用紙はTAKE GAに4Cマットニス仕上げでございます。

また本書は本文デザインも担当したので、その写真(さっき撮ったばっかし)も随時アップしてゆきますね。

 

 

タイトル通り「自分に自信がない人」、そう、お前だお前

におススメの本書。ぜひご一読を!

 

 

ちなみにおれは「自分に自信がありすぎる」タイプ。これはこれで問題。

 

 

 

ワッツア!

 

ブックデザインラッシュ第12日!

 

 

 

はいちの楽しくなる数学 中学2年 〜とある男が授業をしてみた〜

著:葉一(はいち) (文英堂)

 

 

 

さあ、はいちの数学中学2年versionです。

きのうもはいち先生のようつべ(youtube)動画、人気あるんだってよ、ってお話しましたが、

本書の特徴はですね、ページセクションごとにQRコードで動画への導入があり、

先生の授業動画を受けながら、手もとで学習を進められる、というのがウリ。

 

 

最初っからスラスラ解ける子にはわざわざ動画は不要と思うけど、

数学もともとニガテな子や、授業で行き詰まっちゃった子にはいいシステムですよねー。

なんだったら、

学校でヘタな教師の授業を受けるよりこっちのが効率よく学べるのでは?とか思ったり。

 

 

 

 

話は大きく飛びますが

たとえば、アメリカ。

ある特定の宗教(これがかなりの割合いる、または思想信条を持つグループが、

子供を学校に通わせるのを拒否って、自宅学習でハイスクール卒業レベルの教育を受けさせ

そのまま社会に出してしまう、なんてことはよくあることのようで。

 

 

 

▲ひところ話題になった「ジーザス・キャンプ」でもみてください。

 

 

この動画↑

じっさい教育と思想は完全に分離することができるのかって問題は置いといたとしても

ちょっとこの教育方法、背筋がうっすら寒くなってきません?

(この動画とはぜんぜん違う観点だけど、この日本でもいまだに思想教育が行われてるわけで...)

 

 

キリスト教うんぬんは日本と文化背景が違うのでアレなんで、

話をもどして、ここ日本。

アメリカだってあーなんだから日本も在宅学習なんてのが

わりかし普通なことになってきたりして。

少なくともそれが可能な環境にはなりつつあります。

 

 

そーなると学校に行く意味ってナンだ?

 

 

という疑問が生まれてきちゃうんですけど

まー学校って多種多様な子供や大人が集まるわけで、

否応無く個人を社会という括りで相対化できる場でもあるんで、

人間の本能としても競争原理も働いて、

学習はもちろん、それ以外のものが開花する場所でもあるよね(おれは、自分は絵がうまい、という事実を小学校ではじめて認識しました)

 

 

学外、という直接的に学校の影響が及ばないエリア下でも、

クラスの仲間でイタズラしに出かけたり、ゲーセン行ったり、駄菓子屋に入り浸ったりと、

そーゆうことが社会性を身につけ云々...などとTVのコメンテーターじみたことをエラそーに言うつもりないけど

事実、やっぱ社会という相対の中で人は生きるしかないわけだ。

そのうえで未来へのヒントやインスピレーションは家を一歩出たとたん

道端に街に学校に無数にころがっているわけで、

それを子ども自らの意思でグラブすること&

それを社会という磨き砂で磨かれてこそ、はじめて価値が生まれる。と啓ママは思ってます。

 

 

なんかまとまりない文章になっちゃった。

いや、教育ってのはホント難しいですねー(←大きく総括した風にしてごまかす。人呼んで鳥越スタイル。)

 

 

 

 

話を本書にもどして、

たとえばyoutube授業などといった「新しい学習スタイル」をデザイン化するにあたって

いままでの学参らしくない新しさやカジュアルさを打ち出そう、

というのが発想の根本。

 

 

▲初回提案のプロトタイプA(ボツversion)

カバーがキリヌかれ、はいち先生がポップアップするというプラン。

 

 

 

▲帯はトレーシングペーパーだったりと、各部でやりたい放題

 

 

ほぼ完成デザインのままのプロトタイプB。

ただしこの時点で下半分は帯になっていました。

amazon対策のため(帯ははずされることが多い)、カバーと帯を一体化することに。

 

 

 

メインのタイポグラフィーやデザイン要素はほとんどがおれの手書き

はいち先生の「ホワイトボードにマジックで書き込んでゆくスタイル」のイキフン(雰囲気、ね)

デザインで踏襲したって感じかな。

じっさいこの絵文字は画用紙に2mm太のマジックでぐいぐい書いたものをスキャンして使用。

ラフで自由でやさしい感じをたいせつに、

かつ学参としてギリギリセーフ(もしくはギリギリアウトあたりを狙ってデザイン・フィニッシュしました。

 

 

 

お次は造本&印刷加工。

用紙は、嵩高で空気がふんわり入ったケナフGAをセレクトするも、えっ!?廃版?

もう〜〜。はじめっからケナフを想定してデザインしてたのにぃ。(紙って廃盤って意外と多いんですよ)

代替品である新製品竹はだGAもまだ供給が安定してないということで

現場からの提案もあり、最終的にはアラヴェール/ナチュラルに決定。

ちょっと生成りがかった、ラフな手触り感のある紙です。

 

 

つづいて表面加工。いかにも学参的なPP加工(ポリプロピレン・フィルム貼り加工。あのテッカテカに光るやつ)はやめて

グロスニスで紙の風合いを生かして仕上げました。

そしてその上にUV隆起=グロス(おなじグロスでもグロスニスとはまったく違う。点字に使われてる透明で盛り上がるインクです)

赤文字や人物を浮き上がらせました。

 

 

マットでラフな用紙に、グロスのテカテカをピンポイント爆撃!

ということで完成しました!

 

 

作業上いろいろあってスタートしてから完成までけっこう時間かかっちゃいましたが

ぶじこの7月に2冊同時に発刊〜。

本文も4Cカラーでわかりやすくやさしい構成になってるので

中学生のみなさん、親御のみなさん、ぜひチェックしてください。

 

とくに数学が苦手で途方に暮れちゃってる子、学ぶことをあきらめちゃいかんぜよ!

紙の参考書からyoutubeへ。

時代は移り変わり、それに賛否はあれど、

自らを救おうとする者には必ず救いの手が差し伸べられる。

あーめん。

 

 

 

GOD KNOWS... / ENOZ

涼宮ハルヒの憂鬱「ライブアライブ」より。絵と音が一体化するアニメーションの原初快楽!

 

 

 

 

 

YO! おれが斉藤啓 aka BDAP!

 

世は日曜というのに、今日もたまった仕事をどんどんフィニッシュ。

この忙しいさなか、

毎日ブログを書く、というシンプルな行為がこんなにも苦しく大変なこととは啓ママ思いませんでした。

心底 「こんなのそもそもやんなきゃよかった...」 と思っている点で

おれは性器正義のジャーナリスト鳥越候補とはじめて見解が一致した、とも言えるでしょう。

 

これは「アベ政権の淫行陰謀だ!!」

 

などと得意のミスリードはさておき、

ま。これも仕事。乗りかかった船、というわけで

 

 

ブックデザインラッシュ11日目!

 

 

 

はいちの楽しくなる数学 中1  〜とある男が授業をしてみた〜

著:葉一(はいち) (文英堂)

 

 

 

このブックデザインラッシュ!。またの名を文英堂ラッシュ!

またまた文英堂から7月発刊の学参(学習参考書←いいかげん覚えろよ)です。

著者のはいち先生は、今をときめく教育ゆーちゅーばーであり、

 

あ、ごめん!ちょっと待って、

ゆーちゅーばーってさ、なんかちゅぱかぶらと語感似てない?

 

 

 

 

 

あ。ごめんごめんずっと気になってたんで。

話をもどして、と。

 

 

著者のはいち先生は、

チャンネル「とある男が授業をしてみた」で授業動画を配信、

やさしくてわかりやすいと評判になり、ネットや口コミでぐんぐん人気が高まり

いまや4500万再生突破!を達成した今をときめくちゅぱかぶら。もといゆーちゅーばー

という感じで、いやあすごいですねー。

 

 

 

じっさいおれも先生の動画を見て問題を解いてみましたが

たしかに語り口調がやさしくてわかりやすい!!

動画貼り付けとくので↓お前らもやってみろ。

 

 

 

 

ね?

っていうかこの動画、中1のド頭の学習内容だから

わかんなかったオトナのキミはいますぐ病院に行った方がいいかナ?(快活に)

 

 

本書の内容は基礎〜標準あたりで「やややさしい」レベル。

数学ニガテな子、塾に行けない(経済的な理由が多いみたい)or 行かない子も

家でスマホやタブレット(これらを持っていることじたいが驚きではあるが)で、

親のPCを借りて、こーゆう感じの動画ならスイスイ勉強できてイイねー。

かように

テクノロジーの発達による教育形態の進化(というかパーソナル化)を使って

個々人の学力を上げ、教育格差をなくしてゆきましょう、というのが先生の願いなのだそう。

 

 

 

ちなみに前のブログでも言ったけどwikiによると教育格差とは

生まれ育った環境により受けることのできる教育に格差が生まれることを指す。

と記述してあります。

 

勉強ができない理由は教育格差のせいだったのか、

勉強ができる理由は教育格差を突破するためだったからなのか。

 

まーそこらへんの個人的見解なり経験値なりは今回は置いとくけど(以前のブログで述べたのでね)、何事も、

他人にさせられてるんじゃなく、自分がする!って気持ちで取り組まなきゃ

何も学べないし、ましてや他人の評価なんて得られない。

結果は大事だけど、それをわかったうえで結果を問わず全力で立ち向かう。

この姿勢こそが大事なんだっていうところは、勉強も仕事もまったくおんなじですよね。

 

 

 

ええ?

「殿下はふだんはメチャクチャ言ってるくせにたまにキレイごとを言うから始末に負えない」

って?

そう。それこそボクが殿下と呼ばれる所以ゆえんなんだョ?(また快活に)

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインのこととか印刷仕様のこととかいろいろ語りたいんだけど

今日はもうとにかく忙しくって、そろそろ仕事にもどんなきゃいけないから切り上げるわ、ごめんね。

あ、そうそう、みなさんもう気付いたと思うけど、明日は

 

はいちの楽しくなる数学 中2

 

の登場だよ!(またシリーズで日数かせぐスタイル)

 

 

 

ワッツア!

 

ブックデザインラッシュ第10日目!

なのですが...

 

いつも当BLACKMARKETの書籍のブツ撮りをお願いしているアッキーが

さいきん売れっ子すぎる(チッ)ようで海外ロケばーっかし行ってんので撮影スケジュールがあわず

未撮影のブックデザインがたまりにたまって、このブックデザインラッシュ!まで滞るようになってしまいました。

そろそろ吊るし上げなければいかんな、あのクソガキ...。

とはいえ、餅は餅屋。おれが替わりに撮ってもさすがにあのクオリティは出せないし、

第一めんどくさいじゃないですかぁ?

 

 

あーほんとにどーしよっかな〜、

と頭を抱えつつアイスを食べてたところに

 

 

カメラマンやなだいくこ氏が遊びにやってきました。

 

こりゃちょうどいいや!

未撮影の書籍の山を前に、以下、見苦しいほど媚びへつらうおれの姿です。

 

ねえ〜お願い明日までにこれぜんぶ撮ってえ〜。

サクッとさ〜超テキトーでいいからさ〜

テーブルに白い紙ひいて自然光でチャチャッとさ〜

え?ライティング?いらないいらないそんなもん!

絞り?あーどうでもいいどうでもいい、撮れてりゃもうなんだっていいからさ〜

 

ダメ押しに喜楽亭でランチをおごってあげると、

予想どおり人のいい彼女は苦笑しながら快諾。速攻で撮ってもらいました。

よし!準備は整ったぜぃ!

 

 

 

 

金谷俊一郎の速攻!センター日本史B

著:金谷俊一郎 (文英堂)

 

 

あれ。

 

ブツ撮り写真のトーンがなんだかふんわりしたような気がする  って?

色が浮いてるけどレタッチしてないの?  って?

 

あ〜〜うるさいうるさい

気のせい気のせい!ぜんぶ気のせいだよ!(当面はこれでいくんだよ怒)

 

 

さて!

気をとり直しで本書。

いまやテレビなどでおなじみ(らしいね)金谷俊一郎先生のセンター試験対応の日本史問題集。

金谷先生初のセンター試験問題集、ということで学参業界の期待値も高い一冊、なんだそうですよ。

赤い透明なシートを問題に重ねて、答えを隠しながら解く、っていう例のアレで、

おれもさっそくおもしろがって解いてみました。

義務教育9年ぶんの記憶が鳥越ってる(ボケてる)わたくしだけに

難しいちゅーか、歴史の流れうんぬんよりまず律令制」「御領所」など個々のキーワードがまったく出てこないッス。

当然惨敗でした。

 

 

 

この歳で無知無学を思い知り茫然自失のおれ。

とつぜんですがおれが日本史で覚えていることベスト3〜〜〜!

 

●物部守屋を弓で射殺したのは「トミノオビトイチイ」

「白河の清きに魚も住みかねて元のにごりの田沼恋しき」

「生麦事件」(なんだか美味しそうな事件なので)

 

あたりです。あ、なんの脈絡もなくすいません。

 

 

 

 

脈絡もなく、で思いでしたんですけど、

類書とは違う本書の特徴といえば

担当編集Y女史の奇策、いきなりのこのかなにゃん

 

 

かなにゃん。

 

かなにゃん。

 

千葉県富津市金谷のご当地ゆるキャラだそうで、「金谷つながり」ということで本書に大抜擢。

金谷先生といっしょに日本史を旅する、というていで本文でも活躍しますが

背後に資本の匂いが毛ほども感じられない

というゆるキャラのアイデンティティに回帰している点で、おれは好ましく思いますにゃん。

 

 

かくいうおれ殿下は若いころ、

続けて何度も通ったくらい富津市ってほんとにいいところ。

(おれは金谷のちょっと南の富浦ってとこによく行ってた)

春にはびわもぎを楽しんだり、

かなり天候がよいのでシーズン前の6月でも余裕で海あそびできますし。

民宿で美味しい魚をいっぱい食べて飲んで、勘定はというと、呆れるくらい安かった記憶があります。

アクアラインができてからは逆に一度も行ってないので、今年は一度遊びにいってみっかなー。

 

 

おっやばい、

本書のではなく、富津市の宣伝になってしまった。

 

 

 

 

 

世は日本史ブームらしく、書店でも日本史関連書籍はけっこう売れているそう。

ISテロ戦、EU移民問題、ブリグジット、中国の暴力的肥大化、アメリカの混乱・迷走、など

激しく壊れてゆく世界秩序の動きの中で

あらためて「日本という国の成り立ちを学びなおしたい」という機運が高まってるようです。

 

おれも売れてる日本史ものをざっと立ち読みチェックしてみましたが

著者名がいくらご立派であっても毒にも薬にもならない系が多いなとは感じましたがね。

単に雑学博士になりたいのなら別だけど...。

 

 

 

たとえば本書はあくまで「受験用学参」ですが

ベーシックに日本史の流れを俯瞰したり、史実を単純に再確認できるので

たとえばこうゆう学参から始めた方がむしろよいのでは?

そのうえで「戦国時代」や「幕末から明治へ」などおのおのの興味がある時代に飛び、

その時代周辺の書籍や映画などを深めにDIGしてゆくってやり方のが

歴史ってもんが実在感ともなって人間の血となり肉となりうる、と、おれは思いますねー。

※ちなみにまず近・現代史を最初におさえとく方が、歴史を「線」として実感できるんでベターなのではと思う。

 

 

 

ちなみにおれが日本史の中で一番ワクワクする時代はなんといっても「縄文時代」

縄文/弥生の時代的・地域的区別は正しいのか、いまだ議論があるナゾの時代。

とくに縄文時代の土器や土偶など、「美術」という概念が確立してなかった時代の美術品に、ホント心惹かれます。

日本の美術って京都を中心とした枯れ・侘び寂びなどに代表されるものだと

おれたち日本人自身も強固に思いこみがちだけど、

あくまでおれの私見ですが、あれらは徒花(あだばな:外見は華やかでも実質を伴わないもののたとえであって

おれは日本、とくに関東以北の人間の根本って

縄文的ダイナミズムにあると思うんですよねー。

 

 

その話は、もう日本人論とか岡本太郎論(縄文ダイナミズムをファインアートに持ち込むことに成功したほぼ唯一の芸術家だと思う)とか

壮大な話になっちゃうので

また別の機会に!

 

 

 

ワッツア!

 

ブックデザインラッシュ第9日目!

本日は昨日予告したこちら。

 

 

塾で教える高校入試 塾技ジュクワザ 英語 63

著:山本亮二  (文英堂)

 

 

はい、

理科・数学の著者は森圭二先生ですが、

本書だけ著者が変わりまして山本亮二先生。

メインカラーが理科グリーン、数学ブルーときて、この英語は赤になります。

これで「高校入試塾技」シリーズはめでたくコンプリート!

 

この塾技シリーズ、客観的にみて学参として非常によくできているようで、

amazonのレビュー見ても評判がとってもよろしい。

小学生、中学生のご子息を持つ親御さん、

ぜひ書店で、ネットで、ご購入くださいねーー!

 

 

 

+

 

 

 

 

てかあ!しまった!

明日からアップするぶんの本の撮影するの忘れてた!

アッキーさいきん忙しすぎ(自称)て、それにかまけてすっかりなおざりになってた。

まだまだあるのに...どうしよう...

 

これまでサボり気味だった当ブログを活性化するために立ち上げた面もあるこの企画、

明日もアップし続けられなきゃ、ダラけた昨日に逆もどり。

 

 

 

 

小池朝雄 / ジョーの子守唄(あしたのジョー End Title)

尺八が超DOPE。歌ってるのはなんとあの刑事コロンボの吹き替えでおなじみ小池朝雄さんです!って知ってた?

 

 

 

つづく

 

 

 

ワッツア!

 

ブックデザインラッシュ第8日目!

 

 

塾で教える高校入試 数学 塾技ジュクワザ100

著:森圭示 (文英堂)

 

 

▲カバー&帯あり

 

 

はい、ということで昨日ご紹介した「高校入試塾技」シリーズ、今日は「数学」。

昨日の「理科」は完全新編集版ですが、この数学そして明日ご紹介する英語は

新装版、ということでカバーを掛け変えただけもの。

 

 

 

▲色校がどっさり

 

 

さて高校入試、すなわち中学生用の学参である本書です。

おれの場合、ブックデザインのお仕事をいただいた時、

まず原稿をぜんぶ読んでから作業をスタートするのが通常の段取り。

しかし、この学参というやつ。

中坊の問題集なのに解いてみようとすると、けっこう難しくて難しくて...。

 

理数系はおろか得意の歴史(歴史の本も近日アップしますね)や地理でさえこんな感じで

いちおーおれ偏差値70近くあったはずなんですけど

義務教育の学習内容9年分、はっきり言ってぜんぶ忘れてしまいました。

 

 

 

 

▲知的レベル中坊以下の大人の図

 

 

ま、おれに限らずお前らもだいたいこんなもんだと思うけど

世の大人の多くがそうだからこそ、「学び直し」なんてのが静かなブームになったりするのかね。

 

この学参の仕事をしていると否応なしに

学校の教育と、実社会で必要とされることが、なんだか乖離してる件がすごく気になってしまいます。

教育って、子供ひとりひとりに生きる目標みたいなものが根っこにないと

ただのパズル・ゲームに見えてしまうっていうかね。

 

が、しかし

小さなときから情報を詰め込めるだけ詰め込んで、脳内HDの容量を広げる、っていう意味や

ある事象を論理的に弁証する能力を構築するって意味では

おれは「詰め込み教育」には大賛成、っていうか他の選択肢は無いとすら思ってるんですよ。

 

教育を、単にテストを解くためのパズルじゃなくて、

理数系・文系などの枠を超えて子どもが生きるツールとして自由自在に使えるようにするため

〜例えば戦前なら修身という科目があったように〜  受験科目とは別口で

その面を、倫理的だったり抽象的だったりの方向から側面支援する必要があるんじゃないかなーと思います。

 

 

 

 

 

僭越ながら、だからこそブックデザインも、

いかにも学参! 的なスクエアな見えヅラにして安心するのはやめて、

好奇心遊び心みたいなものが伝わるようなブックデザインをおれはし続けるわけです。

オトナが楽しく生き生きと働いて、ハチャメチャに遊ぶ姿をしっかり見せとく義務がおれらにはある!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

昨日は本デザインの発想の話をちらっとしましたが、今回は印刷の話もちょっとだけ。

パワフルで下手くそな筆文字標語デザイン を表現するにあたって、

用紙はお習字の紙みたいなのにしようと思い

和紙のような紙目がおもしろいファンシーペーパー「新だん紙/雪」をセレクト。色校をとるも、

紙取りのコスト問題と、

(※コストを下げようとすると紙取りが横目になってしまう→縦目のほうが見た目よく・開きがスムース、耐久性も上)

ちょっとこちらと現場の問題で断念。

(※ホントにいいものを妥協を最小限に突き詰めようとする場合、息のあった現場との密なコミュニケーションと献身的な協力が不可欠。

今回は印刷所を選定する権限がおれにはなかったものでね。)

 

 

 

泣く泣く用紙を微塗工で刷りやすいラフ・スムース紙ヴァンヌーボ/ホワイトに変更、

まあこの紙もド定番とはいえ使いやすく質感もいい紙なのでこれはこれでOKとしよう。

質感を生かすためにマットニス引きで仕上げました。

ねんのため刷りだし立会いもキッチリ行い、ぶじ完成〜とあいなりました。

 

 

 

 

仕事をあまりに精神論に持っていきすぎるのは好きくないけど

好奇心遊びゴコロをというキーワードをデザインという土俵で表現するにあたってさえ

結局、執着心や突破力(要は押しの強さ)など、好奇心遊びゴコロとは似ても似つかない

浪花節な力技も作り手サイドに必要という二律背反アンビバレント

 

おい、中坊ども。

学校で習わないオトナの世界とはこんな感じ。

しかもおれはこの世界を超楽しんでるぜ。

 

 

 

CYNDI LAUPER  /  GOONIES 'R' GOOD ENOUGH

PV全盛期の作品とはいえ異様になっげー前フリ。でもほんっといい曲!

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

やばい!アップが遅れ気味になってきた!

さあ今日は

ブックデザインラッシュ第7日目!

 

 

塾で教える高校入試 理科 塾技ジュクワザ80

著:森圭示 (文英堂)

 

▲カバー&帯あり

 

 

きのうおとといとアップしてたのは「中学受験」の塾技。

こちらは「高校受験」の塾技、

中学生向けの学参、サイズはこちらも大きめB5判でございます。

 

 

本書は学力レベル標準より高めの子たちを対象にしているということで、

デザインに関してはちょっとエキセントリックな筆文字をフューチャー。

 

イメージ的にはね、

超スパルタンな塾長がいる小さな塾。

「絶対合格」

「僕たちの正月は3月だ」

「欲しがりません勝つまでは」

など塾長の自筆(へたくそだがパワーはある)による標語が教室の壁にベタベタ貼られまくっているイメージ。

ぶっちゃけ言っちゃうと、

戸塚ヨットスクール(暴力は抜きね)みたいなイメージでデザインしました。

 

 

 

 

 

この〜へたっぴだけど力強い〜習字は

デザイン界の戸塚塾長ことおれ斉藤啓が書いたものなんですが

白状すると、

おれホンットちいさなころから習字が下手で下手で,,,。

にもかかわらずどうして?ってくらい机も手も顔も真っ黒になるほど汚しちゃうんだよねー。

 

 

 

 

字をお手本通りキレイに書くことになんてなんのおもしろみもも見出せなかったぜ、ヤレヤレ、

と書くと

いかにも破天荒でアーティスティックな少年時代を過ごしてきたようですが、

その行き着いた末は、締め切りをきっちり守るせせこましい常識人。

 

 

筆文字プランで編集にカバーデザインの提案を通したはいいけど、

じっさい本番は書家に発注しよっかなーどーしよっかなーと思いつつ、

まァ予算も限られてるし、プロ書家はうまく書きすぎるヤダ味もあるので

けっきょく自分で書くことに。

下手でも数打ちゃ当たる!ばっちこーーーい!

と、つねにデスクにお習字セットを常備、時間が空いた時にはササッと書けるようにしておき

バンバンお習字しまくって使えるものをピックアップしてデザインに配置。

 

 

▲カバー

 

とはいえガチッとキメてくるもんだろ?

 

 

 

 

てか、

ここまで写真を見ててみなさん、気づいちゃいましたよね、

「これもしかしてまたシリーズ展開があるんでしょう?」

って。

 

そうで〜す!

この高校塾技は3冊シリーズ

明日は数学の登場です!ステイ・チューン!

(いえーいこれで3日かせげる!)

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

さあ今日も快調にとばしてゆくぜ!

ブックデザインラッシュ第6日目!

 

 

塾講師が公開!塾技ジュクワザ100 算数

著:森圭示 (文英堂)

 

 

昨日にひきつづき金箔がまぶしい「中学塾技」!今日のは算数です!

え?

「ブックデザインってシリーズ全体でひとかたまりなはず。

一冊一冊バラバラにアップするの、それってズルくない?」

だって?

 

何だとコラァ!

言ったもんね言ったもんねーー

おれ「毎日1冊ずつアップする」って最初に言ったもんねーーー!

本数かせぎでも日数かせぎでもないもんねーーー!

おれウソなんてひとつもついてないもんねーーーーー!!

 

 

ハァハァ、

まったくお前らの飽くなきクレーマーっぷりにはさすがのおれもお手上げだぜ。

ここで啓ママ、このさいハッキリ言っておきます。

「一日一冊」このルールは日本国憲法改正の難易度より遥か高みにあるわけで

アベ政治wだろーが貞操9条を守るママの会だろーが誰がなんと言おうと一切揺らがないンですっ!ビシッ

まったく失礼しちゃうわ。プンプン!

(これでうまく逃げ切れたかな)

 

 

 

気をとりなおして、本書、

きのうご紹介した「理科」は中身もぜーんぶ新編集、まごうことなき新刊なのだけど、

今日の「算数」はじつは既刊本を新カバーにかけかえた、いわゆる新装版でございます。

ちなみに、ブッダプロダクションズ制作のゴールドversionの前のデザインは

 

▲これ

 

...うん、いやあ、コホン、

「いろんなデザイナーがいろんなデザインをするもんですなあ。」

え、なんで半笑いかって?

ほんとお前らはゴシップ大好きの知りたがりやさんなんだね(呆れ顔)

うーん気は進まないが教えてやろう、そもそも学参のブックデザイ...

 

ン?...

いまオートロックのピンポンが鳴った、

ごめーんいま田島Xたじまっくす(第2日目「トルーマン・レター編」に登場)

新刊の打ち合わせにやってきてくれたー。

なので本日はこのへんで!

(よし。またもやうまく逃げ切れた)

 

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

本日、海の日で祝日。

今日も我がブッダプロダクションズはデザインの大海原で力泳中!

 

ブックデザインラッシュ第5日目!

 

 

 

塾講師が公開!中学入試 塾技(ジュクワザ)100 理科

著:森圭示 (文英堂)

 

 

 

いやぁ、さいきんの、とくに東京のこどもはたいへんッスね。

小学生のころから「中学受験」のこと考えなきゃいけないっていうんですから、あなた。

 

本書はB5サイズ大判、中学受験用の学参(学習参考書)であります。

著者はZ会進学塾の講師である森圭示先生

本書は「大手進学塾で教えているワザで入試理科を完全攻略!」できる!っつーのがウリ。

本文は4色オールカラーでわかりやすい、かつ全体的にレベル高めの問題集になっております。

 

塾には行ってないけど学校の授業よりさらに学習を深めたい子、

もしくは塾に行きつつさらに内容を深く再確認したい子がターゲット。

てかホントはこの本の購買層はその親御さん。(小学生はおこづかい安いので参考書買わない。)

その層の、森先生への知名度、信頼度、期待度がはんぱないらしく

なんと本書、

発売前の予約段階で amazon ベストセラーランキング第一位(学参・小学理科部門)を獲得!

いえーい!すごいですねー。

きっと、きっと次からはギャラ上がるぞー(希望的観測)

 

 

 

 

 

 

塾に行ける子、行けない子。

“教育格差”って言葉がありますが、

かんたんに言うと、親の年収で子供の教育環境が大幅に変わってしまう、という問題を指します。

職業選択のバリエーションも広がり、ちょくせつ起業の道などを選ぶ若者が以前より増えたとはいえ

今も「学歴社会」っていうのが社会ピラミッドの基本になってることは歴然とした事実だし、

それが基本ルールになってる社会って、おれはむしろ健全だと思う。(その弊害はここでは置いといて)

 

 

そのうえで、あくまでおれの意見ですが、

 

親が金持ち&高学歴 → 子供も勉強できていい大学・いい会社に入って → お金持ち。

親が貧乏でアホ → だから子供も貧乏でアホ → おまけにロクな仕事しか就けない。

 

てかそれってしごく当然の話じゃね?

百歩譲ってそれを格差というのだとしても

勉強って自分のもともとの「格差」を突破するためにするもんなんじゃなかったっけ?

と逆に問いたい。

 

 

教育現場(とくに公立)にはびこる

人間だもの。♥みんな平等、差をなくそう♥」との偽善ファンタジーのもと

運動会の徒競走の着順はおろか、

なんと成績順をつけることすら「差別につながる」ので自粛すべきという愚行。

問題行動を起こす子には「行動障害」とのレッテルを大盤振るまいでベタベタはっつけていけば

みんななんとなく安心できるという、おれに言わせりゃ病名捏造

マジメに生徒と取り組もうとする先生の教育・指導方法はギチギチに縛りつけ、

逆に利己的な貧しい(←知性がね)アホモンペモンスターペアレンツはドヤ顔のまま野放し。

これが「格差のない教育現場」なんですかねえ?

大人たちがただ「平等」の名のもとに基本ルールを破壊してるだけにしか見えませんが。

そりゃあ普通の感覚もってて、しかも金あったら

教育方針がしっかりしてる私学に入れるわ。

 

 

などと

“啓ママ”、調子にのって偉そーなこと言ってますが

おれは小中高と公立一筋、塾は一度も通ったことありまへん。(でもオール5)

しかも最終学歴は高卒(大学学部の現役合格者全国9人の1人。でも速攻中退)

どう説明しても、結果、おれは誇り高きアホ組一派★

そんなお前らと同じアホ組のおれだからこそ言う!

 

「偽善」に甘んじてちゃあ格差は突破できねえぜ!

アホアホなりに汗かいて勉強してお前にしかできないこと生涯かけてやって

少しでも世の中の役に立ってみろ!

 

 

 

 

 

 

おっとまたまた話がズレてきた、

 

さて本書、発売前から期待度高かった(売り上げがある程度見込める)からか

文英堂の一連の学参の装幀の中では異例の華仕

 

 

ー以下金文字でいかさせてもらいます。ー

 

用紙は水彩用紙のボコボコした手触り感のあるマーメイド/スノーホワイト。

表1全面と背に金箔をガチッと押しています。

余談ですが、この第1刷は印刷後全体にビニール貼り加工(PPではない)をしてるんですが、

金箔の屑粉が微量ながらビニールの下に入ってしまうようで、現場と調整中。

第2刷からはニス加工に変わるかも〜。

なのでブッダのブックデザインコレクターの方は1刷・2刷ともにお求めくださいね。

(よし、これでまたギャラが上がるぞーきっと)

 

▲金箔がギラギラっと光ります!

 

ということで

小学生諸君全員起立!

塾に通ってるそこのお前!塾に通ってないそこのお前!

大人たちの偽善につきあうことなんか一切ねえぞガキども!

いまからすぐにお父さまお母さまにお願いして本書を買っていただきなさい!

そしてしっかり脇目もふらずに勉強すれば、

もしかしたら...もしかしたら...

おれみたいな立派な大人になれるかもしれないぞ!?

可能性はあるぞ?

 

 

 

あー。おれったらレベル高すぎの目標でその気にさせちゃったかナ〜

まあいいやどーせガキだし。

じゃっ、また明日ね!

 

 

ワッツア!

 

YO! ブックデザインラッシュ第4日目!

 

と、その前に

ちょっとおしらせさせてください。

ウチがデザインを担当した2014年発刊の「オドロキモモノキ英語発音」(ジャパンタイムズ)

 

 

オドロキました。

 

「どのショップでも買えません。どうやったら購入できますか??」

 

と、さいきんたて続けに数件のお問い合わせをいただいてて。

さっそくおもだったネット書店で調べてみるとすべて品切れで購入不可能状態。

なんと古書で5,000円超(定価1,600円)のプレミア価格までついている!

版元に確認してみたら、やはり好評のうえ現在「品切れ・重版未定」の状態だそうで、

せっかくお問い合わせいただいたのに、うちにもサンプルしか残ってないのでお売りできないんですよおー。

 

そこで本書を購入されたい方に耳寄り情報!

全国の書店から版元に返品があった場合のみ購入可能だそうです。

ただし現実的に確率はそんなに高くないかも。

そのうえで、どうしても欲しい!という方は

出版元のジャパンタイムズ営業部(TEL:03-3453-2013)に直接電話注文していただくか

最寄りの書店さんにてご注文ください。

その際、「時間がかかってもいいので在庫が復活したら買いたい!」と一言添えていただくと

購入できる可能性が上がると思いますよ。

というわけでみなさん、グッドラック!

 

手に入るといーね

 

 

 

 

ではあらためて

YO! ブックデザインラッシュ第4日目!

本日ご紹介するのは

 

 

Customs of Japan 日本のしきたり

(IBCパブリッシング編)

 

 

 

きのうに引き続きIBCパブリッシングの一冊。

7月発売の新刊どえーす。

 

昨日も書いたIBC社長U氏。彼はもともと講談社インターナショナルNY駐在員というバリバリのエリートヤンキー三郎

ネイティブなアメリカ英語と、そのブっ飛んだ生態もマンハッタン仕込み。

そんな彼の指揮下ゆえ、IBCパブリッシングは英語の学習書や読み物がほとんどなのです。

ってのはみなさんもお気付きの通りですよね。

 

いやーしっかしさあ、

ちょっと前までの円安、観光立国政策(ビザ免除など)で

どこいっても毛唐外国人が増えましたなー本当に。

そして2020年の東京オリンピックを控え、ここ東京にふたたび世界の注目が集まる!

(その場合、かっこわるいのでボケ老人鳥ゴエはとりあえず落としときましょう)

 

 

かくいうわたしもオリンピック・シティ札幌育ちのいわば五輪の子(当時3、4歳)でして、

おれが生まれるずっと前から五輪のための札幌の都市整備がはじまってたらしく

音もなく走る地下鉄(ゴムタイヤなのです)や、流線型の美しいアリーナ、

市内中央部を流れる豊平川に当時最先端の工法で架けた橋、

整然と設計された巨大な公園、一見シュールな建築物にもみえるスキージャンプ場など

当時としては超未来的なインフラストラクチャーが、

札幌がもともと持つ美しい街並みにぞくぞくとスピード感をもって整備されていったそう。

その中で毎日生き生きと街を駆けまわってた自分を今ふりかるとき

はるか過去のことなのになぜ未来にワクワクするんでしょう。

 

 

 

あ、また話がずれた。

本書、ちょっと外国人にはわかりづらい「日本のしきたり」を英語で説明するという内容。

海外のお友達が来日されたときや、逆に海外にビジネスや遊びにいくとき、

そしてジンガイへのプレゼントとしてもイイかもね。

 

IBCパブリッシングの本で

この手の「英語で日本を紹介する本」っていままでもいろいろ作りましたが

 

 

▲JAPAN a pictorial portrait

 

 

 

 

▲TOKYO TOKYO TOKYO

 

 

 

 

▲KYOTO KYOTO KYOTO

 

 

 

 

▲Soul of Japan

 

 

ワンパターンといわれても、

どうしたって我が日本国旗「日の丸」をメインモチーフに、自然に手が動いてしまう。

白地にポツンと赤い丸。たったそれだけ。

こんな単純で澄み切ったデザインこそ、鮮度や磁力が永続するのかもしれません。

日の丸、やっぱ超かっこいいなーって思う。

 

 

 

しかしこの「日の丸」にどうも嫌悪感・拒否感がある人が

世の中には驚くほど、驚くほどけっこういっぱいいらっしゃるみたいで、

僭越ながらその方々に一言言いたい。

 

●目を澄ませて●心のくもりを払って、

(あ。以下わかりやすく翻訳しますね:

●あんたの卑屈でドMな思い込みを 正しい歴史的事実と照らし合わせて、

●あんたのケチで偽善だらけの「イデオロギー」は とりあえず一回ゴミ箱にたたきこんで、

 

いま一度、

ド真ん中からまっすぐに

我らの旗が  〜大きくのびのびと〜  青空にうねるさまを見てほしい。

 

 

 

 

ブックデザインラッシュ第3日目!

 

きのうの「トルーマン・レター」がけっこう長文になってしまいなんだかボク疲れた。(早くも弱音)

この季節の湿気もあいまって、高校生のとき骨折した右手首がシクシク痛むよお(都合が悪くなったら痛みを持ち出す)

なので今日はさっくりいきま〜す

 

 

 

 

ビジネスで使える英語のことわざ・名言100

著:レベッカ・ミルナー 解説:ジェームス・M・バーダマン 日本語訳:宇野葉子 (IBCパブリッシング)

 

▲カバー

 

はい。ということでおなじみIBCパブリッシングから7月刊行した

日英対訳の「ことわざ・名言」書です。

 

そもそも

それまで広告畠一本だったおれがブックデザインを手がけるきっかけのひとつが

ここIBCパブリッシング社長U氏との出会いでありまして。

場所は赤坂、あれから数年、

いまだにおつきあいをさせていただいており

この「ブックデザインラッシュ!」などという無謀な企画もできるようになったのはU氏のおかげ。

感謝の気持ちでいっぱいのおれから一言、

 

 

「もうちょっとデザイン作業の日数を

おれにくれぇ〜〜〜スケジュールタイトすぎるんだよお 〜〜

 

 

以上です。いつもありがとうございます。

 

 

 

▲表紙

 

 

 

 

 

 

まあ冗談(本気の叫びだったような)はさておき、

ここからはべつに個別の出版社のことを言ってるんじゃなく、

ブックデザインのワークフローの原則論としてお読みください。

 

「普通のデザイナーの3倍は速い」 by飯野社長(おれが27歳までいたデザイン・プロダクションの社長。故人)

との評価を頂戴するほど超早漏を誇るおれでも

デザイン作業にいただく日数が短ければ短いほどデザインの自由度がグッと制限されていきますね。

昨日、一昨日と、本ブログで披露した「コラージュ」的なものはハナっからできない〜物理的にノリが乾かない〜

かんたんな撮影〜カメラマンなど外注スタッフを入れるとどうしても日数を食う〜すら難しくなってしまう。

つまりクリエイティブの選択肢が異様に狭まるの。これは問題だと思います。

そこでさらに〜プレゼンの体裁上なのか通例なのかどーか知りませんが〜

「デザイン案を3パターン出してほしい」

との要望がくると、短い納期が大きく響いてきて

もはや短時間で仕上がりまでもっていけるよう逆算したデザイン案しか提出できなくなるのは明白なこと。

 

もちろん各出版社のみなさんにはみなさんのご事情があるとは思うのですが、

みなさん、

「本当にそれでいいんですか?」

 

 

せっかく著者さんと編集のみなさんがしっかり気持ちを入れて作られた一冊の本。

その顔となるカバーなのだから、

ブックデザイナーにもみなさんと同じようにしっかり気を入れて仕事をさせてくれ!

と、おれは言いたい。

書店の棚や平台をもっとおもしろく楽しい「顔」で埋め尽くそうよ?!

 

 

 

 

 

 

あれ。

今回はさっくり終わるつもりが、なぜか業界への問題提起になってしまいました。あー右手首痛い。

まーブツクサ言ってますが、

いくら短い日数でも、攻めたものを必ず提出して、担当をめんどくさがらせるのがおれブッダ斉藤の身上

てかデザイナーがそのプッシュを諦めたら、ジ・エンド。

インクを刷った紙クズを量産するだけの無価値な存在に成り下がるね。

 

 

そう言うおれも本来ナマケモノで意志が弱くてめんどいことが大嫌い。

ちょっと気をゆるめると一気に無価値になる自分がこわくてたまらない。

その恐怖さゆえ、おれは今日もプッシュし続けることができるってわけだ!

 よーし、盛り上がってきたな!

さあみなさんご一緒に!

プッシュプッシュ!!Like ジェット浪越!

 

 

 

 

あれ...?知らない?

あっそう.....。ごめん...。

 

 

神輿ロッカーズ / KIC THE CAN CREW Feat RHYMESTER 

Verse2、MUMMY Dのパンチラインに注目。

 

 

 

 

ワッツア!

 

今は2016年、ここは東京三宿、有限会社ブッダプロダクションズ。

去る5月、6月とひじょうーに忙しい激戦期をやっとこさ抜けたのはいいものの

またぞろ、「都知事選候補者の政策比較」とか言って1日中ダラダラyoutube見て過ごしたり

またぞろ、「アベノミクスの効果が及んでいるかの検証」と称して夜の街をフラフラしたりしている

邪(よこしま)な誘惑に抗えない斉藤啓 aka BDAP

そんな我が身を戒めるためにも

「毎日ひとつ新作ブックデザインをアップしてゆくぜ!うりゃあ!」

というしばりを設け、実行する運びとなったが..... ←いまココ

 

 

+

 

 

第2日目!

 

トルーマン・レター 

高嶋哲夫 (集英社文庫)

 

 

このブログでも先行で何回か紹介している本書。

警察機関に所属する主人公がある事件の謎を追って陰謀の深淵へと迫ってゆく...

とゆう、この類の娯楽小説ジャンルのことを業界では「警察小説」と呼ぶそうな。

ミステリー仕立てでドキドキハラハラ、

娯楽性もたっぷりで読みやすく、

おまけに現実のポリティカルな要素なども入ってて、

と、おトク感満点。

書店によってはこの「警察小説」の棚や平台があるほど人気があるジャンル。

 

 

ただ、ただね。

おれの目で既存の「警察小説」のカバーデザインをざっと見るかぎり

かなりB級でザツな作り、におれには見えました。

たとえば、

人物のシルエットや後ろ姿の写真をモチーフにしたものが多くて、

なんかこれ見よがしで古臭いセンスだなあ、とか

たとえば映画のポスターよろしく、小説の内容をまんまビジュアル(=イヤになるほど説明的)

しようとしててるのはまだいいとしても、

そのPHOTO合成の仕上がり具合が、

アルバイトにPhotoshopでチャッチャとこさえさせたようなザツなもので、

これじゃいかにも30年前のクオリティだなあとか。

 

まあ一言で言って

「地方のバスにぶらさがってる地元の探偵事務所の中吊り」

レベルのうさんくさい&低クオリティなブックデザインがホント多い。

(レンポジの人物写真使ってかっこよくはならん!ってのがまだわからんか!)

志が低いというか、アタマ使ってない感じ。

 

これはデザインする側が「B級娯楽小説なんてこんなもんでいいんしょ」

なんてうそぶいたり、たかをくくっているのは明白で、スゲー不快。

 

 

そうゆう志のないブックデザイナーは、

 

 

超かっこいいハヤカワポケットブックの一連のカバーデザインを手がける

装丁者 水戸部 功さんの爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい!

(アックスマンのジャズ:デザインもさることながら小説そのものもかなりおもしろかった!!!)

 

 

まーとはいえ

このおれも当ジャンルに参入しはじめたばかりのド素人

ゲラを読みながら、この小説にはどんなデザインがふさわしいのかな〜、といろいろ考えました。

 

この「トルーマン・レター」は、タイトル通り

「トルーマン大統領」、そして「日本への原爆投下」が物語の核になってるんで、

この2つのイメージをメインモチーフにすることは早い段階からまず見えてた。

が、前述したようにいかにも、既存の警察小説でござい、という絵ヅラはダサいし痛いのでまず却下。

 

そして重要な要素としては予算です。

文庫サイズのデザイン・フィーは単行本より抑えめ、かつ印刷する用紙なども完全にフォーマット化されています。

なので大掛かりな撮影、とかはもちろんNG。

用紙選びや造本&仕掛けを工夫する、などといった奇策にも持ち込めない。

要はシンプルにカバーの絵ヅラの強さで勝負するしかない、と。

 

 

そこでピンときた。

遡ること約30年ほど前、

18、9歳のおれが美大時代にシコシコ作ってたスクラップブックやフォトコラージュ。

 

▲1987〜8 ですって!

 

 

 

 

 

 

いま見てもけっこういいセンスしてんじゃねえかよ

 

当時はお金がまったくないガラスの10代だったもので、

買った雑誌をすみからすみまで読んで、しかも捨てるのがモッタイナイ、

という理由でヒマなとき(ほぼ毎日ヒマだった気が..)ハサミとのりでチョキチョキぬりぬり作りためてたものです。

 

もちろんアートなスクラップブックの始祖といえば、

1980年代中盤、彗星のように美術界に現れた大竹伸朗さん。

ちよこちょこエキシビジョンに遊びにいってはしつこくまとわりついて、

そのたびいいお話を聞かせてもらってたこともあり、彼がおれに与えた影響はいまだハンパなくでかい。

 

 

おっと話を基にもどして、

要は「トルーマン大統領」「原爆」のビジュアル・イメージを

当時おれん中で盛り上がってたコラージュ・スタイルでクロスオーバーさせてみる、

という手法を思いつき、そのまま着手に流れ込んだわけであります。

 

 

まずはネットで「トルーマン大統領」と「原爆 広島 長崎」などで画像検索して(あれから約30年、便利な時代になりました)

ばらばらとプリントアウト。

 

 

ここでなんとなくビジュアルのイメージを掴んどいて、

おもむろにペンタブをハサミに持ち替えていきなりコラージュ試作開始!です。

 

 

▲試作第1号。

検索した画像を使ってるので画素が超荒いです。

ここではビジュアルを完成させるのが目標ではなく、

あくまで「この2つの写真を組み合わせるとどんな感じになるのか?」のという検証、

もっとわかりやすくいうとビジュアルで「福笑い」をやってる感じ。

ここの段階では「考える」というアタマの回路をできるだけすべてOFFって、

手と目の感覚だけで思いつくままどんどん組んでゆくのが、おもしろい絵をつくるコツ。

 

 

 

▲なんとなくタイトルの文字周りの検証。

ここまでずっと目と手の感覚だけでやっている状態ではあるんですが

「シュレッダーで切り刻まれ、闇に捨て去られた歴史」?みたいなストーリーが

不思議に勝手にアタマとシンクロしてきちゃう。

ことほどさように、作業の過程で感覚と思考がガチッとハマれば(なぜか経験上、最後には絶対にハマる)

「強い絵」は必然として完成するんですが、この時点ではまだまだ。

 

 

 

▲試作第3号。

ビジュアルを追う目の動線の方向、いわば絵の「木目」を縦目ではなく横目に変更。

縦は「主観」横は「客観」

というのがおれのビジュアルづくりの基本概念。

試作1号は、主人公が対象にダイブしてゆく動的な目線だったものが

この試作3号では、主人公が呆然と立ち尽くし対象をただ見ているだけしかできない、

といった風に、視点が大きく変わってます。

もちろんこの時点でもまったくそんなコムズカシク考えず、

無心に手と目を動かしてひたすら組むだけの状態。

 

 

 

 

▲試作第3号に着色してみた。

歴史に翻弄された人々、原爆の犠牲になった人々。

残酷でハードな雰囲気を出すため、まずは赤いインクで着色してみたのですが

あまりに血生臭くなりすぎて気が重くなってしまった。本書はあくまで娯楽小説ですからね。

なのでリキテックスのウルトラマリンや、おなじくウルトラマリンのカラーインクを指でこすりつけてみました。

 

 

 

▲試作3号を実際に文庫本に巻きつけてみた。

雰囲気はあります。

タイトルまわりのグラフィック・デザインもだいたい決まってきたので

この段階で集英社文庫編集部の田島X(たじまっくす)氏にチェックしてもらって

この方向でOK、というGOサインをいただく。

考えてみれば原爆とアメリカ大統領の組み合わせという、

なかなかハード、というか書籍カバーとしてはけっこうキワキワな表現ですが、

この企画を最後まできっちり指導&心強いサポートをしてくれた田島Xに感謝を!

 

 

 

さてGOサインが出た段階で、じっさいに使用する写真を購入。

ここからはプレ本番作業。

実際の写真を使ってまたもや試作します。

 

 

▲ここからあきらかに写真の精度が上がりましたねw

 

絵が重すぎて陰鬱になってもいけないし、毒を取り除きすぎたら意味がない。

それぞれのビジュアルの割合を足し引きして最適な配分比率を決めるのが、このコラージュで最も重要なキモ。

チョキチョキ切り抜いた写真の断片ひとつひとつを糊で固定せず、

 

 

 

▲まさに「福笑い」のようにいろいろ動かして

ベストな位置をさがしていきます。

 

 

▲だいたいバランスはこんな感じかな。

 

 

 

▲紙の断片をのりやテープで軽く固定。

そしてウルトラマリンのインクを垂らしたり、リキテックスをこすりつけたりして着色。

撮影時の陰影を出すために、接着面に隙間を大きく出そうと思って

紙の最終固定にはアクリリックスのハイソリッド・ゲルを使用。

木工用ボンドみたい乾くと透明になる絵画用のゲルで、盛り上げがかなり大きくできます。

 

 

 

▲同時にタイトルの入り方なども随時試作&検証。

 

 

 

▲ジェルが乾いたら最終試作version完成。

この段階で編集部にもう一度最終確認。

 

前述したようにテーマが社会的にもドスンと重く、表現もけっこうきわどいところで行ってるので、

見せ方をちょっと見失うと一気にグロテスクで反社会的なものになってしまいます。

 

そしてここけっこう重要なとこなんだけど、トルーマン大統領を、悪魔的権力者に見せるのではなく、

歴史の波に翻弄された普通の人間としてもフェアに描きたかった。

「史上最大級の無差別虐殺を指揮した権力者であり、

人種差別主義のブタ野郎、それでもおれたちと同じ、愛すべき普通の人間」

というアンビバレントさ、人間の業みたいなもの。

そこもしっかり担保させるため田島Xとともに細心の注意を払いましたよ。

 

 

 

というわけで

編集部から無事最後のGOサイン!

が出たのでさきほどの最終試作を基にしていよいよ本番のコラージュ制作をスタート。(まだ道は長いぜ)

って、OKがでたのでこの最終試作verをそのまま本番に使ってもいいんですけど

安いコピー用紙で勢いのままぐいぐい作ってたのでちょっと全体にペラペラしてる。

 

本番ではコラージュの厚み・立体感や、紙の素材感なども含め

もう1ステップ格調を高くしたほうが小説っぽいと判断したのよね。

 

 

▲そこで本番では、表面がすこしケバだった雰囲気のある厚手のクラフト紙にまずプリントアウト。

「歴史っぽさ・ドキュメント感」が一段階アップします。

 

あ、そーだ。

こうゆうアナログ作業って、手と目だけを動かして作業してると、単にート作品を作ってる錯覚に陥いりがち。

が、作っているものはあくまでアートではなく書籍のカバー。

小説をくるむパッケージとなって世の中にアウトプットされ読まれ消費されてゆくっていう

デザインの機能なり宿命なりを絶対に忘れちゃいけません。

 

 

 

さて仕上げ。

文庫本のカバーサイズにトリミングされることを前提に

最終試作versionのレイアウトを微妙に調整しながら(ここは手だけでなくアタマもフルに使う)

ゆっくりじっくりと完成にもってゆきます。

 

 

▲最終完成版がこれ。

 

これをアッキーに複写撮影してもらって準備OK。、

おっと、複写撮影とあっさり書きましたが、

ライティングひとつで雰囲気をガラッと変えられわるのでここもかなり重要なポイントです

そしてレタッチのうえデザインに配置して入稿。

 

 

 

 

やっとできあがりました!(いやあーブログもやっと終わりそうだ。長文だったなあ)

 

本書は6月に新装版としてすでに発刊済み。

集英社文庫「ナツイチ」の選抜図書の一冊でもありますので

みなさんこの夏休みとかにぜひよんでみてくださいね!

著者の高嶋さんのtwitter飄々としてておもしろいのでぜひチェックしてみてください。

 

さて今、できあがった本書を眺めていると

このコラージュ手法、警察小説だけではなくいろいろと使い道ありそう。

ファッションとかノン・フィクションとか。予算もあまりかからないところもナイス。

四六判でアラヴェールとかにスミと補色のグレー入れて

プラス、タイトルを派手な特色で刷ったらさぞやかっこよくなるだろうなー。

とワクワク感をおさえきれない斉藤啓 aka BDAPがお送りしました。

 

 

+

 

 

最後に、今回このコラージュ手法にチャレンジするべく、

30年の時を超えておれの背中を押してくれた18歳のおれに感謝!

 

(左は大竹伸朗さん。右がB-BOYになる前の18最のおれです。おい、おれ!なにそのコート?、ダッセーな!)

 

 

ワッツア!

 

さあさあお立ち会い、

昨日のブログで高らかに予告した1日1善

もとい、「1日1本新作ブックデザイン」

いよいよスタートするぜ!

 

山本直純(オバQのラーメン大好き小池さんのモデルになった人)の無駄にキレのいい動きに注目

 

 

さて第一日目は、6月発刊の

 

INSTANT JAPANESE 〜WORDS, PHRASES & CD FOR SURVIVAL〜

  (IBCパブリッシング編 / IBCパブリッシング)

 

 

去年10月に発刊した同タイトルですが、

今回、新たにCDをつけて、判型も変えて新登場で〜す。

 

 

 

表1のコラージュ。

じつはこれMACのPhotoshop上で合成したものではありまへん。

城とか大仏とか舞妓はんとかの写真を一度厚紙に印刷し、

それぞれハサミで切ってのりで台紙にペタペタはっつけてったものを撮影、

最終的にMAC上でレイアウトしたというちょっと手間がかかったもの。

 

 

↑これが完成したコラージュ。

タイトル周りの文字もすべて実際に作り込んであります。

 

こんな手間をかけずとも、

サクサクPC上だけで作業しても同じようなものが短時間でできちゃうし

ましてや印刷代・撮影日などもゼロ。いいことばっかりのようなんですが、

そうやってコストカットで作ったものは不思議にどうも人の目をひきつけない。

デザインの内部からの「圧」(とおれは呼んでいる)が低いんですよねー。

 

精緻なデザインの中にも血が通った感じというか、

図画工作の楽しさ、インタレスティングがベースに無いと

デザインはただのインクが刷られた紙クズと堕す、と

さいきんますます強く思うようになってきてます。

このテーマは、今日から続く新作ラッシュのブログ中でも折に触れ言及してゆくだろうと思います。

 

 

おっと、ちょっと話がずれた。

さて今回、判型(サイズ)がちょっと横長になったので、

表1のコラージュ写真もphotoshop上で大手術。大きくレイアウトし直したのですが、

 

 

こうして比較してみると、見た目あんま変わらないね。。

おかげさまでギャラは「デザイン流用」ってことで値下げ、貧困、行き着く場所はスラム街(誇張アリ)

まーこれはしょうがねえやとは思いつつ、

見た目まったく変わらずリデザインするのもテクニックがいるんだけどなあ....

などと愚民どもの厚顔無知さ(おいおい)に呪詛の言葉を吐きつつも、

まだまだアベノミクスは道半ば。

「自由とは屈従である」を座右の銘にして

なんとか各出版社さんに寄生虫のようにしがみついて労働に励みまーす♪(錯乱した文章)

 

 

ブログタイトルつながりで映画「1984」から  オセアニア国歌

 

 

てことで初日なので軽めにとりあえずこんな感じ!

じゃまた明日!