ブックデザインラッシュ〜その13 「青い空を白い雲がかけてった」の巻

 

ワッツア!


本日ようやくアッキーこと古谷昭洋が撮影(最近の夢は歌手になること、だそうです)しにやってきて

ブツ撮り撮影がやっと終了。

 



目の肥えたブログ読者のみなさんなら、

ここしばらく(今日も)の本の写真の質がカクンと下がったことに気付いているはず。

(※撮ってくれたやなださんのせいじゃありません!急なお願い&テキトーな発注で無理に撮ってもらったので、悪いのは私。)

ま、

質よりもスピードが大事な場合も時にはあんじゃん?

 

撮り直しも含め本日きっちり撮影しときましたので明日あたりからまた元のクオリティにバックアゲン!する予定。

アップ済みの写真も必要あれば順次修正して更新してゆきますね。

 




つーことで本日はちょっと遅くなっちゃったけど

ブックデザインラッシュ!13日目!

 

 

 

 

東日本大震災復興のリーダーが語る

「自分に自信がない人」を卒業する44のヒント

村井嘉浩 (主婦と生活社)

 

 

 

ちょうど昨日発刊!の本書、

 

著者の村井嘉浩さんといえば現宮城県知事(現在3期目)

全国の知事さんの中でもテレビや新聞などのメディアに登場する頻度が高いので

みなさんご存知かもしれません。

彼の姿が全国的にメディアを飾ったのは、皮肉なことに2011年の「東日本大震災」、

その余韻も冷めぬタイミングでのこの事件。

 

 

 

 

 

...しっかし松本復興相...。何様だこいつ...

今見ても、こんな人間が大臣やってたんだ...って絶望的な気持ちになります。

 

一方、村井知事の対応は、正しいことをハッキリ言いつつも礼儀を重んじ、

チクっとユーモアもまぶしてあって本当にお見事。

この件で彼は一躍注目を浴び、ネット上では「勇者」とあいなったわけです。

 

 

まーこの件は知事にとっては瑣末なことであって、

東北復興の旗振り役として、タテ割り行政や、地方行政のヨコの垣根を取り払い

具体的施策を汗かきながらぐいぐい実行してきたそのパワーは

(個々の施策の賛否はあれど)評価されてしかるべきだと思いますね!

 

 

知事は自衛官出身でありながら、松下政経塾出身という変わり種でもありまして

本書はそんな彼の経験や考えを書いた「生き方論」

とはいえ説教臭さはなく、まるで

松下幸之助の一連の書きものを読んでいるような、さわやかな読後感であります。

 

 

 

自衛官出身、ということで先日は例の某党「人を殺す予算」発言にも強く異を唱えて発信してらっしゃいました。

イデオロギー、その施策の賛否、

それを乗り越えて、こうゆう有言実行&オリジナリティのある魅力的な知事さんが増えると

地方もおもしろくなってゆき、結果日本がもっとおもしろくなってゆくと思いますねー。

 

 

おれも仙台市は何度か行ってるのですが、

緑豊かでほんとキレイな街。食べ物も超美味しいし。

あの震災で暮らしのすべてが壊れてしまったことはほんとに悲しいけど

人間は泣いてばかりじゃいられない生き物。

ほんとうの復興はおれらがどんどん遊びにいって飲みまくり食いまくり楽しみまくることからようやく始まる!

 

というわけでみなさんどんどん宮城、いや東北の街々に遊びにいきましょう!

おれも近々ともだち引き連れて遊びにいこうっと。

 

 

 

 

 

ということで本書、

カバーのドカンとした青空はアッキーがヘルシンキにて撮影したものを使用。

コンパクトカメラ独特の広角感と肩の力抜いたスタンスがよい感じ。

 

 

 

▲帯には、地元仙台市出身のフィギュア・スケーター羽生結弦さんも登場。

 

 

帯、カバーともに用紙はTAKE GAに4Cマットニス仕上げでございます。

また本書は本文デザインも担当したので、その写真(さっき撮ったばっかし)も随時アップしてゆきますね。

 

 

タイトル通り「自分に自信がない人」、そう、お前だお前

におススメの本書。ぜひご一読を!

 

 

ちなみにおれは「自分に自信がありすぎる」タイプ。これはこれで問題。