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ワッツア!

 

さて6月。

ここ東京には次第次第にジメジメした季節がやってまいっておりますが

 

 

 

あいかわらずわたしはげんきです!

YO! おれが斉藤啓aka BDAP!

 

 

 

 

 

さて前回もブログで書きましたが

写真家中野正貴さんの写真集「Tokyo Snap Shots」がIBCパブリッシングから7月発刊〜。

 

 

それにさきがけて、今回は予告どおり色校正編を展開!

の予定だったんですが...

予算節減のためか本文208Pぶんの色校正紙が1部しか出てなくて...、

けっきょく印刷所に戻さざるを得なかったンです。(よって写真も無し)

 

 

しかもまたもや制作費の関係上、

本機校正(=本番の印刷機で刷られた色校正紙)でも

本紙校正(=本番の用紙を用いて刷られた色校正紙)でもなく

高精度のインクジェットにてそれ専用の用紙で出力された校正紙での色校作業。

いわばプロセス4Cを擬した高精度な簡易校正(簡易というには高品質なんだけどさ)。

 

大作家の写真集なんだから全ページ本機校正出すのが当然と思ってたのに

どーも殿下ピント狂っチャウ。

 

 

ま、この出版不況下、

制作費問題もうま〜くクリアしてこそのアートディレクション。

ビグザムに体当たりして宇宙(そら、ね)に散ってしまったスレッガー・ロウ風にいうなら

 

 

悲しいけどこれ現実なのよね。

 

 

 

 

 

とまあ、わざわざガンダム持ち出してブーたれててもしょうがないので

今回は窮余の策としてこの簡易校正の他に、

キーとなる写真のページを8見開きだけ本機で刷ってもらい、こちらと簡易色校を比較し、

全体の色バランスやメリハリの傾向と対策をだいたい予測し、そのうえで指示をするという段取りにさせてもらいやした。

色分解的にはバランスよく上手に製版してくれる印刷所だったのでこれでイケると判断、

本文全ページ校了とあいなりました。

 

 

 

そして

本書の顔になるカバーです。

 

 

 

このカバー写真の画像は中野さんと編集長と協議を重ね

だいたい30パターンの中から決定、

 

 

 

 

 

表4はスカイツリーです。

 

 

カバーにももちろん予算的縛りがあるので特殊加工なんぞはハナっから考えず、

写真の雰囲気を最大限ひき立てることを第一に考えた結果、

プロセス4Cにプラスして補色メタリックブルを入れることにしました。

 

 

補色とはですね、

通常の4色(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)の版のほかに、

別版を新造し、プラス1色のインクを刷ることでさまざまな効果を出すテクニック。

 

 

この手法、おれの場合は

モノクロ写真の階調を豊かに表現するため、

ブラック版+補色ニュートラルグレー版、ってパターンを昔からよくやってたんです。

(このテクは成印刷の今は亡きprintingディレクター村上さんに教わった 村上さんR.I.P.!)

 

 

 

これおれがAD担当した↑NTTのB2ポスター。(この当時おれ25歳くらい)

これはスミ版と赤版、そしてグレートーンのニュアンスを最大限引き出すために

ニュートラルグレー別版(スミ版の中間トーンを強調した版)を入れている。

 

 

 

このように通常は、カラー4Cやモノクロ1C印刷だけでは再現しにくい

彩度や明度や階調を再現するために用いる印刷技術。ってのが基本中の基本なんですが

実験精神旺盛なぼくちゃん的に

補色を単にイメージを補うサポーターとして捉えるのではなく、

補色をある意味表現上の“主役”としてアートな表現ができやしないか?

と考え、

まずはスミ版の補色として、ニュートラルグレーの代わりにシルバーを用い始めたのが

おれの実験的補色使いのスタート地点。

 

 

 

 

こちら↑ショーモン国際ポスターフェスティバル ファイナリスト受賞の

KRAZY FREEPAPERのポスター。

4C版の他に、シルバー別版を入れています。

 

 

 

このKRAZYポスター、

理論上は「銀塩モノクロプリントの迫力」に近づくはずだったんですけど、

残念ながら思ってたほどの効果はなかった。。。

ラフ用紙がシルバーを吸収しちゃって、そしてシルバーも黒を吸収しちゃって

互いに殺しあっちゃったんですよね。

 

 

 

けっきょくのところ、

乗っかる絵柄のトーンによって別版のアミをどう効果的に使うか、

メタリックインク自体の濃度選びや特性、用紙とインクの相性(インクを吸う/吸わない)、

などなどさまざまなコツやテクニックの取捨選択が必要とされ、

若かった当時はこれがなかなか掴めず、結果、印刷費を1色ぶん多くかけただけで全く効果ナシ

という完璧な徒労に終わってしまった...なんてこともたびたびあったわけで...。

 

 

 

 

そんな北朝鮮ミサイル実験ばりのトライ&エラーを繰り返し、

おれなりにさまざまな実戦体験を経て、

2017年、また新たな補色テクニックでチャレンジをするぜ!

 

 

 

本書のカバーでまず目指したのは「銀塩プリント」「ポジフィルム」のような

ギラついてなまめかしい光沢感。

そしてTOKYO SNAP SHOTSとタイトルにあるとおり、

即物的であるからこそ本質を瞬間的に捉えられるスナップショットという撮影方法。

その“気分”を印刷で再現できるように、C版をベースにいろいろ改造(←ここが今回のミソ)した別版を作って

補色にメタリックブルーを入れてみました。

 

 

 

上が初校。4C+淡いメタリックブルーを刷ったもの。

下が再校。4C+かなり濃いメタリックブルーをガツンと刷ったもの。

 

 

どーです。全然仕上がりが違うでしょう。

もともとの画像データじたいはかなり黄赤が強い画像(上の校正紙に近い)です。

この写真じゃわかんないかもだけど

実物は再校の方の存在感が圧倒的にカッコイイ!

 

 

プラス1C異質な色を加えることで画面の色数も増え、ディテールも緻密になり、

ちょっと古典絵画(なんかゴヤっぽいみたいなアンバーな雰囲気も。

これは予想してなかったうれしい偶然。

色数が増え、インクの層の厚みも増すことで

むしろ用紙じたいのテクスチャーも生き生きしてきて、

当初ターゲットにした印画紙プリントやポジフィルムともまた一味違う、

印刷物でしか出せない独特な存在感がでてきました。

今回は大成功!完璧だぜ!

 

 

 

用紙選びもあえて大好きなラフグロス系を除外し、

インクのりがよく発色のよいダル系のMTA+FSを使ってみました。

メタリックブルーは順番的に一番最初に刷ってあり、その上に4Cのアミが全体一面を覆ってる感じなので

パッと見、メタリックが入ってることは言われなきゃ気付かないようにしてあります

が、

 

 

 

光の加減で↑こんな、鈍い独特の反射をするんです。

これは今回メタリックブルー別版に、ある“細工”をしていた偶然の結果。

その企業ヒミツは1000円くれなきゃおしえてやらねーけど。

にしても いやー、おれのデザインマジ冴えてるわ。偶然とはいえ

 

 

 

 

 

あ、

今回のブログ、

かなり専門的な内容になってしまいましたがみなさんついてきてますかー?

いやいいんです、ついてこれなくても。

 

テクニックがどーだ、補色がどーだ、制作費がどーだ、

そんなことはまったく重要ではなく、

けっきょく本屋さんにおかれた状態の本、自宅の本棚に差し込まれてる状態の本を見てみなさんが

 

「かっこいい!」

「おもしろい!」

 

と思う。

そこのみがおれにとって重要なんです!よし決まった!

 

 

+

 

 

 

つーわけで本書「Tokyo Snap Shots」、発売までもうしばしお待ちあれ。

なんか発売イベントもやるんだかやらないんだかいまんとこ未定ですが

発売前にもう一発くらいこのブログでもインフォームしますんで

お小遣いためてまっているんだよ?

 

 

じゃーば〜〜〜い!

(ブログ中の写真は前回の使い回しでお送りしました)

 

 

 

 

ワッツア!

 

みなさんお気付きのとおり、

きのうから新作ブックデザインとグラフィックデザイン(小物ながら)を

New Item にいっこづつアップしてるところなんでチェックしといてくださいね。

 

さて暑くなったり寒くなったりで不安定な空もようが続く毎日ですが

みなさん体調管理は万全ですかァ?

 

 

 

↑おれは一足先に短パン・ローテーションに突入。

最新版ブッダプロダクションズ作品集を手に不自然なお散歩中♪

通年永遠の夏休み少年、君は1000%、YO!おれが斉藤啓 aka BDAP!

 

 

 

 

さて

前々回のブログあたりでちょっと触れた写真家の中野正貴さん。

中野さんの代表作といえば「TOKYO NOBODY」

人が一人も写っていない東京の風景写真集、ということで

当時かなりメディアの話題になったことが記憶に新しい人も多いはず。

 

TOKYO NOBODY (中野正貴 発行:リトル・モア)

 

 

この「TOKYO NOBODY」で2001年度写真家協会新人賞を受賞、

そして

 

東京窓景(中野正貴 発行:河出書房新社)

 

この「東京窓景」で日本写真家の最高峰である

木村伊兵衛写真賞をみごと受賞!という

いまや押しも押されぬ大写真家の一人であります。

 

 

 

そして!

そんな彼の最新作となる写真集「TOKYO Snap Shots」

今年7月にIBCパブリッシングから発刊しまぁーす!!

 

おれが担当するのは、

写真セレクトからページ割・構成までを含む全体のアートディレクションと、

そしてもちろん造本設計と装幀ほか全ページのデザイン。

ここ2ヶ月あまり、約900点の写真がドサドサ並ぶコンタクトシートと日夜格闘、

プリンタを一台ブッ潰しつつ(!)試作・試作を繰り返していたわけです。

 

 

試作初号機↑

プリンタのトナー&作業スペース節約の関係上(床面積的に)

初号機は判型をひとまわり小さくつくってある。

 

 

 

 

さらに↑気になるところにフセン&指示書き込みだらけになったあわれな初号機

これをもとに中野さんや編集長と打ち合わせを繰り返し

構成の流れや写真再セレクト、トリミングなどをガンガンブラッシュアップしてゆく。

もちろん最終の仕上げはMAC上でおこないますが、

作業の大部分は、プリントした写真を事務所(50㎡弱)の床一面にずらーーーっとならべて

あーだこーだ差し替えちゃ考え、遠くから眺めちゃ差し替え、時間を置いてまた眺めちゃまた考え....

この繰り返しで背骨を生成してゆく超アナログ作業。

 

 

 

写真集って、

見開きの一枚絵のインパクト!がもちろんKOパンチになりうるんだけど、

より重要なのは読み進むうえでの、スムースさや、逆にギクシャクさ、緊張・弛緩・余韻などが

トータルに奏でる“リズム” “フロウ” “グルーヴ”。

そここそが額装された一枚の「写真作品」とも、整理整頓された「展覧会の図録」ともまた一味違う、

別個のエンタテインメントになる鍵なのだとおれは思ってます。

(てかこのクラスの大作家の写真集っておれ今回がはじめてなんだけど自信満々に言うのな)

 

 

 

 

そのため泣く泣く省いたページも多数↑

この時点で軽く2000枚はプリントしてるのでプリンタのヘッドが急激に劣化

モアレのようなヘンな出力線がでまくってます。

 

 

 

 

手にもってるのは試作弐号機

本番と同じくはふたまわりほど大きいB5判。

 

 

 

 

試作機たちはプリントしたものをカッターで切って糊でくっつけてあるだけ。

ページがくっついたり、すぐバラバラになったりするので取扱注意。

 

 

 

というわけで

「TOKYO Snap Shots」の制作秘話。今回は第1弾の制作編、でした。

まだ中身や内容をハッキリお見せ&お知らせできないのが残念ですが(じらし戦法)

奥付みるに発刊7月6日となってんので、おそらく6月末には店頭にならぶことになるかと。

 

さあ本書が気になって気になってしょうがなくなってきたお前ら、

もうしばし、もうしばし待つのだぞ。

とりあえず次回第2弾「色校編」でまたもやじらし戦法をば!

じゃーばーい。

 

 

 

 

 

 

 !?

 

 

 

永遠の少年のもとにリアル少年が乱入!!

撮影はアッキーでお送りしました。

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

昨夜焼肉たべいったんですけど、

結局おれは、霜降り気味の特上肉より並の肉のがおいしい派であり、

通っぽく塩よりやっぱりタレのほうがおいしい派。

初心忘るるべからず おれが斉藤啓aka BDAP!

 

さてGW中、

どこにも行くカネも気力もなく、東京でダラダラ無下な時間をすごしているお前ら(ああ、おれもさ)

おススメのエキシビジョンをごしょうかいしてあげます。

 

 

まずは

 

KYOTAROさん個展

Clad in the Universe-宇宙を纏う

です。

 

 

 

 

 

画家KYOTAROさん7年ぶりの大型個展ということで

2月末くらいからの開催だったのですが、やっと行けました。

おれのデザインした書籍「霧のむこうのふしぎな町」

すばらしい装画&挿画を描いていただいたKYOTAROさんですが、

 

 

 

今回のエキシビジョンはかなりチャレンジング。

彼女の作品がいままで持っていたノスタルジックでファンタジックなお伽話的世界観からグイッと脱し

ハイパーに未来的かつ、クリーンで低体温的な世界観に転換しております。

一枚の絵の中に共存するモチーフの“サンプリング感覚”がちょっと暴力的なレベルまでトンでて

とはいえ彼女の描く神々しさは変わらず。かなりおもしろいです。

 

おれ個人的にパッと浮かんだイメージは、

陽性のギーガ。あと80'sサイバーパンク

とくにサイバーパンクなるものの本質・世界観を

ひじょうにわかりやすく定義付け&映像化したといえる

映画「ブレイン・ストーム」のサイバー臨死体験映像(絵ヅラは全然違うんですが)

なぜだか思い出しました。

 

 

 

5/18日(もーすぐ終わり!)まで渋谷DIESEL ART GALLERLYで開催中ですので

みなさんぜひ行ってみていろいろ妄想して楽しんでみてください。

 

 

お次は

 

 

六本木AXISギャラリーで開催中の

Gelatin Silver Session です。

 

 

 

 

上田義彦、藤井保、広川泰士、平間至(以上敬称略)などそうそうたる写真家のみなさんたちが

ゼラチンシルバー、つまり銀塩写真のみを用いての展示です。

 

当日はワークショップもやって盛り上がってました。

 

2005年に写真家の最高峰といえる木村伊兵衛写真賞を受賞された

中野正貴さんもこの展示に参加してらっしゃいまして

中野さんとおれはいまいっしょに写真集を制作中(6月発刊)なのです。

 

その写真集はほぼデジカメ撮影が主なのですが(ひじょーにかっこよい!)

この写真展で中野さんはポートレイトのモノクロプリントを出品されてますので

ご興味ある方はぜひ見にいってみてください。

てか 5/7までですので急いで!!

 

 

 

 

奥の奥が中野さんコーナー(2点)、

そして写真右側が本展示の特別ゲスト、おれの大好きな

ジャック・スタージスのすばらしい写真集「あの夏の最後の日」のオリジナル・プリントが大挙展示!

いやーオリジナルはじめて見たわ。その意味でも行ってよかった!

 

 

 

 

ということで残り僅かなGW、

みなさんもいいモノみて美味しいモノ(焼肉の並とか)でも食って

休日をせいぜいENJOYしてくらさいませ。

 

さーて

おれはそろそろ休息も終わりにして、

 

 

残り数日、その写真集をバッチリしあげとくぜ!

 

 

 

ワッツア!

 

撮影:やなだいくこ

 

 

世間はゴールデンウィーク!

らしいですがそんな軟派な慣習にはお構いなし。

我のみの理由で我が我のために決めた独自のオリジナル・カレンダーのみで行動する

おれが斉藤啓 aka BDAP イ〜ンザハウス!

 

 

ねぇ〜みてみて〜

ブッダプロダクションズのNEW作品集がでけたよ〜

 

 

こちら表紙。撮影地はパリ。

 

 

 

 

中身をチラ見せ。こちらはロケ地キューバ。

と、要は世界各地の市井の人々に、おれのデザインした書籍を読んでもらって

そこをシャッターに収めてゆく!という企画。

一介の下請け業者の作品集とは思えないワールドワイドな仕上がりになってます。

写真はもちろん人物、ブツともにアッキーくん。

 

この企画は何年か前からアッキーと組んでスタートしてて、

他にも世界各地いろいろな場所で撮りためてるんだYO。

地球も意外と小さくってさ、あとは中東とアフリカを残すのみとなってきました。

 

今回のこれはたった12Pのリーフレットですが(営業用に急遽作った)

セカイぜんぶまとめて100Pくらいのブ厚い作品集をとりあえずの目標にしてます!

 

 

ここで、

この作品集が欲しい!

と思ったあなたに朗報です!

これ、新規クライアントとか営業先にお渡しして、弊社の作品をご案内するためのパンフなので

お仕事をくれるだけでタダでゲットできるよ?

ね、おトクでしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

つぃでに本日は新刊のご案内も。

 

 

IBCパブリッシングのFURIGANA JAPANシリーズ第三弾

現代日本の暮らしQ&A

Everything You Should Know about the Life of Modern Japan Q&A

でーす。

 

ブックデザインはもちろんおれなんですが、前のブログにも書いたとおり

カバー写真も京都で撮ってきましたー。

 

 

 

 

 

こちらもIBCパブリッシングの

これを英語で言いたかった! 英会話イーオンの名物講師が教える、とても簡単な通じる英語表現

です。

 

どうゆう表紙が人目を引きやすいのか考えてたら

「ラーメンと動物は視聴率が取れるんだなぁ」

と昔ガキ使で言ってた(ような気がした)ので

我が永遠の愛犬IAIクフィルC7(ことクーちゃん)を表紙に大抜擢してみました。

 

 

ちなみに

↑これがホンモノのIAIクフィルC7

 

 

 

 

 

 

つーことで本日はこんなもんかな。

GW中気になるエキシビジョンにいろいろあそび行ったり

ついでにおいしいご飯をたべたりしていますので明日はそのレポで〜す

(だいぶGWをエンジョイしてんじゃねーかおれ)

 

 

 

 

ワッツア!

 

 

もはや4月。というのに

つい先日まで当BLACKMARKET「New Item」のコーナーに

新作ブックデザインが一冊もアップしてなかった事実に

賢明な当ブログ読者諸氏はお気づきだったことでしょう。

 

 

ここまでアップが遅延した原因はただひとつ、

要は、カメラマン・アッキーこと古谷昭洋がブツ撮りをサボっていたからなのです!

 

 

さいきんはMEN'S FUDGEが忙しく頻繁にロケで海外を行ったり来たり、

東京にいるときもかなり気ぜわしそうなアッキーに

 

「がんばってるししょうがないよネ〜、いつでもいいよ!

 

などとおれも最初は慈父目線で多めにみていたのですが

さすがに2ヶ月くらい放置されてることに気付き、

そろそろ強制的に撮らせねば...彼の身体・精神の自由を拘束してでも...。

と思いたち、怒りに震える指でダイヤルしたところ

 

 

 

「長らくおまたせいたしました!!

やっと、やっとぼくの事務所ができあがりました!

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです。

ウチから歩いて5分のとこにいつのまにかスタジオをかまえていたのです。

床には自身でびっしり白いリノリウムをせっせと貼りめぐらせ、

DIYした棚やデスクなどがならぶ。

まだ未完成ながら彼なりに工夫した機能的な空間がそこにはありました。

ブツ撮りはもちろん、1人くらいなら人物も取れそう。

 

 

もーうアッキーったらぁ、人をびっくりさせてぇ!

じゃあさじゃあさこれからは

これからはまいにちいっしょにあそべるネ!(小学生)

 

 

 

 

ということで

新スタジオでさっそくブツ撮りもすませて一見落着。

やっとこさ新作ブックデザインを順次アップしてゆける段取りになったぜ、

ほんとみなさんおまたせいたしましたあ〜

 

 

↑ブツ撮りはこんなかんじ。

 

 

いま書店にならんでる新刊はもちろん、

ただいま鋭意制作中の新作ブックデザインも完成しだいサッサと撮ってはずんずんアップしてゆきますので

これからもBlack Maketをよくチェックしとけ!

 

 

そして、出版社ならびにクライアントのみなさま、

ブッダプロダクションズはもちろんのこと、新しく三宿ファウンデーションにくわわって

今ノリにのっているアッキー(WEBは→ここにも

お引き立て&お仕事をよろしく頼みま...

 

「あの...ついでにいいですか...?

 

ん?

 

「あの...ぼくエディトリアルだけじゃなく広告も撮ってみたいのでできればその旨も....」

 

だそうですよ!

みなさん聞こえましたよね!?(過保護)

 

 

 

 

 

 

ワッツア!おれが斉藤啓 aka BDAP!

 

いやー

あったかくなってきてすっかりお花見シーズン、

我がブッダプロダクションズは本日もワーカホリックに鋭意作業中!

 

 

 

 

打ち合わせついでにアコちゃんとユイちゃんと一瞬花見。

 

 

 

てかさ、

新年度の到来とともに

このblackmarketのHPの地色も黒ベースから1クリックで白ベースに変更してみたんだけど、

なんか爽やかすぎてキモい?

 

あと札幌で撮ってきたポートレイトをトップのビジュアルにしてんのは↓もうさすがに季節外れだよねー

...なんか違う写真に差し替えなくっちゃ...

 

 

おれの心のルーツ、すすきの交差点。

 

 

 

なんだかぜ〜んぶやりっ放しの感がありますが

とにかく、

ちょいとここんとこ、やること・考えることがいっぱいありすぎて

一息ついて立ち止まるまもなく、

とめどない未完成なアイデアの厚い束を両脇に抱えたまんま(バッサバサ後ろに撒き散らしながら)

疾走しながら考えながらでかしながら、また疾走。って状態です。

 

 

何かにむかって走ってるのか、

何かから逃げるため走ってるのか

 

まーどのみち走る意味は必ずあるよ。

とにかく今のこの状態がけっこう心地よく、テンションもまるでランナーズ・ハイ

しばらくはこのまま走り続けるぜ!

 

 

Pharcyde / Runnin'

J Dillaのビートはほんと落ち着くってか、気持ちイイですね。

 

 

 

ワッツア!

 

おしらせのとおり先週、

京都出張にいってきましたー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某書籍シリーズのカバー用の写真をたくさん撮ってきましたよ。

(この仕事ではおれはブックデザイナー兼カメラマンなのです)

その成果はまた来月〜、ということで

とりいそぎ帰京のご報告でした。

今は出張中たまった仕事をどんどこやっつけているところ。

 

 

そして明日からは4月、新年度!

我がブッダプロダクションズは新年度もつねにワーカホリック状態で

ガンガン攻めてゆきますのでよろしくごひいきに。

みなさんも新年度、意気も新たにガンガン仕事しましょー!

 

 

 

ワッツア!

 

 

先週はほぼフルで朝まで飲む機会が続き、ボクぐったり。。

ほんとあれだね、このトシで朝まで飲むと翌日仕事なんてマジでできねーね。

3連休をフルに生かしてノンアルコールで一気に仕事進めときました。

 

あ、そだそだ、

明日3/22(水)〜25(土)まで京都出張いってきますんでよろしくー。

ちょうど桜の開花にブチあたりそうなので、みやこでお花見としゃれこんできます!

 

 

 

 

 

 

さて今日の話題ですが、

 

 

 

 

あれ?

そう、首にまいてる大きなバンソウコウに気づきましたあ?

じつは先々週、皮膚科で手術しまして数針縫ってあるんです

 

「大丈夫?なんの病気?」

 

いやいやガールたち。心配はうれしいが早まるなかれ、

まずはこの絵をみてみてよ↓

 

 

 

 

この絵、

こないだカメラマンあっきーのお家でくつろいでいたら

娘のえれな(4さいくらい)がおずおずと恥ずかしそうにわたしてくれた

「でんかのにがおえ♥」

 

だそうで、

 

 

てか、コラこのクソガキ、

顔シミだらけじゃねえか!怒

 

 

 

なんか各方面で威張り散らし、殿下と怖れられているこのおれが

子供にとってはシミだらけのほがらかなおじさんにすぎないみたいで超ショックだわーー

 

 

このシミ、

斉藤家の遺伝らしく、父親の顔にもいっぱいあるし

おれ自身もまートシもトシだしこんなもんでフツーだろ、

とあんまし気にしたことなかったんですが。

 

しかしさいきんなぜか当の父親が色気づいてきてて

シミ・クスミをせっせと皮膚科で治療しつづけてるらしく

息子であるおれがハッとするほど我が父ながら美しくなっているので(なんだこれ)

とにかくなんだかうらやましい。

 

 

気にして見てみるとやっぱシミだらけかも。

 

 

よし!

おれもやーろおっ!

ということで首から上のシミやイボ治療のため通院を始めたところなのであります!

この首の手術はその第一弾、ということで

さらにおれは美しくなっていく予定

 

2017年の新たな目標。

アタシ....美しくなりますッ!キッパリ

 

 

 

 

ワッツア!

 

新作ブックデザイン連続アップも本日の7冊目で一旦終了。

ご紹介した書籍たちはだいたい2/25前後発売開始となりましたので

こんなブログを読んでないでさっさと書店に走ってくださいね。

 

 

 

ところで、

日々こんな感じで書籍の装丁・ブックデザインを生業にしているおれなんですが

「お前は本が好きか?」または「読書家なのか?」

と聞かれると、

うーん、正直微妙なところ。

 

たしかに小・中・高と、フツーの少年よりは多ジャンルかつ量多めで読んだかなくらいで、

上京して大人になってからはというと、

HIPHOPガールたちお酒クルマ洋服など

部屋で静かに読書することより、ずっと興味を惹かれるものが他にいっぱいあって、

なによりお仕事ってものに24時間ズッポリ夢中になってたので、

仕事の資料としての写真集やデザイン本以外、本を読む、ってことから

だんだん遠ざかっていってしまいました。

 

 

 

子供部屋の書棚はこんな感じ。

 

 

まあ↑けっこう読んでる方でしょ?

その書籍たちのなかでもお兄ちゃんがどこからか情報を嗅ぎつけ手に入れてきては

「啓ちゃん、当然これは読んでおけ」

みたいなノリでパサっと渡してくれるのが

 

 

いわゆるリベラル・左翼系の本。

かなり左がかった、いやむしろ中国やソビエトといった共産主義国家のプロパガンダが

まんま書いてあるような本たち。それをお兄ちゃんと

 

まじ?うわっスッゲー!!日本ぜってー許せねえーー!!

 

みたいな無邪気なノリで回し読みして、

自国日本への憎悪を募らせ、りっぱなサヨク少年になっていった、という既定路線

 

 

 

もしあなたが25歳までにリベラルでなかったら、情熱がない。

35歳までに保守じゃなかったなら、知能がない。

 

 

という

英首相ウィンストン・チャーチルの言葉(←諸説あり)をなぞるように、

歳を経て、折にふれ、

「いままで信じ込んでいたこれって、なんかヘンだぞ?」

そんな疑問がふつふつと湧いてきて、

とくにインターネットが普及してからは自らの疑問を一次ソースまでさかのぼれる便利な時代。

信じ込んでいたイデオロギーをひとまず置いといて、

いままでの思い込みやキレイゴトの欺瞞を一枚一枚剥がして

なるべく事実のみを調べてゆくうちに、自然にサヨク的自虐史観からも脱皮し、

おれはおれなりに、ど真ん中ストレートからモノを見つめられる視点を獲得したつもりです。

 

 

 

んで、本題。

リベラル各方面からは「右翼」とレッテル貼りをされている

インターネット放送局チャンネル桜で先日こんな特集がありました〜

 

 チャンネル桜沖縄支局/特番!ロバート博士による新著書「トモダチ作戦 気仙沼大島と米軍海兵隊の奇跡の"絆"」

 

 

 

 

そう、

本日の新作ブックデザインはまさにこの本

 

 

トモダチ作戦 気仙沼大島と米軍海兵隊の奇跡の絆(著:ロバート・D・エルドリッヂ 集英社文庫)

 

311東日本大震災直後、混乱のあまり機能不全になった日本政府・自衛隊に先んじて、

日本救出ミッション「トモダチ作戦」を開始した米軍海兵隊。

著者は当時海兵隊外交政策部のロバート博士。

宮城県仙台市気仙沼大島への救出・補給活動、その後の島の人々との交流などを中心に描かれたノンフィクションです。

あの震災の救出活動の内幕にこんな事実があったのかとビックリするし、

なにより人間と人間の熱いドラマとして、本当に感動的で

日本人なら誰しもが目頭が熱くなる内容だと思います、

おれがブックデザインやってるから、とかそーゆう理由抜きでホントおススメです!

 

 

著者のロバートさんはこの「トモダチ作戦」ののち、

いまかなりホットなことになってる沖縄キャンプシュワブ(辺野古基地予定地)の前で

過激な抗議活動を行っている政治活動家の違法行為を告発する証拠動画をYOUTUBEに流出させたことで、

米軍海兵隊を罷免され、いまは作家、アナリストとしてメディアでも大活躍されておりま〜す。

 

 

「ニッポンだからぜんぶダメ「米軍だからぜんぶダメ

ホントにそうなのか。

現実を見定めながら自分のアタマでよく考えてほしい。

さっきのネット動画の司会をやってるボギーてどこんさんの名言

 

ヨクもサヨクもなく、みんな仲ヨク

 

これでいきたいもんですね!

 

 

YO ! ワッツア!

 

もはや3月、いよいよ2017年のエンジン回転数上げてくぜ!

気学的には五黄土星、星が指ししめす象意は破壊と再生、そして強運。

いわば帝王の星に生まれた庶民派あーとでぃれくたぁおれが斉藤啓 aka BDAP!

池波正太郎の影響で気学をちょっと気にしてはいる男。

 

 

 

さあ!

本日も新作ブックデザインの紹介、なのですが...、

 

 

はい、みなさんお馴染みのシリーズで数をかせぐ例の策で〜す。

 

FURIGANA JAPAAN 日本の論点 Japan Today and How It Got This Way

(著:ジェームス・M・バーダマン IBCパブリッシング)

 

 

昨日ご紹介した「ニッポンのしきたり」と同じく、

IBCパブリッシングのFURIGANA JAPANシリーズ第2弾です。

こちらもおれがカバーデザインと写真を担当。

 

 

都内某所で撮影した達磨大師の石像をつかいましたでーす。

この写真も前回の靖国神社と同じくiPhoneでカシャリと撮ったもので....

え?、手抜き?

 

...おいコラ、

帝王たるこのおれが

手抜きや妥協なぞするはずがないってのがわからんか!!怒

(ほんっとデジカメ持ち歩くの億劫で...)

 

 

 

ワッツア!

 

足首の感染症もおかげさまであっさり完治!

ということで本日も新作ブックデザイン5冊目で〜す

 

 

FURIGANA JAPAN ニッポンのしきたり Customs of Japan (著:土屋晴仁 いBCパブリッシング)

 

 

IBCパブリッシングから発刊の「FURIGANA JAPAN」という新シリーズ。

円安&国のインバウンド政策でアジアを中心にちょっとした「日本観光ブーム」。

本書はそんな外国人の中でも日本語が若干理解できる人を対象にした新シリーズで、

テキストはすべて日英対訳、日本語にはすべてフリガナがふられています。

 

 

おれはもちろんカバーデザインを担当してるんですが、今回は

 

 

カバーの写真も撮ってみましたYO!

てかこれ去年の8/15@靖国神社にてiPhoneでテキトーに写メったもの。

さすがiPhone、A5判に伸ばしても画質的にまったく問題なかったわー。

 

 

 

 

 

↑こんないいカメラ買ったのに結局iPhoneで事足りてしまうのね....。

 

 

このFURIGANA JAPANシリーズ、(売れれば)何冊も展開してゆく予定なので、

ネタ写真をいろいろ撮りだめとかないといけないな。

とキャメラマン・ブッダ斉藤は思うの。

思いつつも、

今日もけっきょく外出時にはカメラを事務所に置いて出かけてしまうおれ。

 

だってーやっぱ重いんだもん〜

 

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

先週にひきつづき今日も新作ブックデザイン連続アップその4、なのですが、

すいません、連続と言いつつ土日は休んじゃいました。てか当然の権利ですよね?

 

 

 

さて本日の新作ブックデザインはこちら!

 

知らないと危険な英語表現 (著:Matthew D.Kim IBCパブリッシング)

 

いわゆるFワード

つまりFUCKだ、SHITだ、DAMNだ、HELLだ、BITCHだ。

本書は公共の場で使っちゃイケないこれらの下品な言葉のさまざまな言い回しの違いをまとめた、

いわばFワードの使い方指南本でありま〜す。

 

 

 

パク・シンヨンさん描くシニカルでいい味のイラストが全ページに入ってますので

クスクス楽しみながらあなたもFワードをマスターしてくらさい!

 

 

 

 

 

 

 

今日のテーマはFワード、ということで

いきなりですがFワードが入った名曲をセレクトしてみたんで聞いてみて?

まずはBITCHといえば

 

 

PUBLIC ENEMY / Sophisticated Bitch

 

1987年バブル真っ最中当時おれ19歳。

真夜中のクラブはこの曲でボディコンお姉さんが踊りまくるという異常事態

 

 

 

 

 

NAS ft AZ / Life's a Bitch

 

日本版CDについてた訳詞では『犬のような人生』って訳されてたと記憶してる。

フューチャリングのAZのフックがかっこいいね。

 

 

 

 

 

DR. DRE ft SNOOP DOGGY DOGG / Bitches Ain't Shit

 

こちらはタイトルにBITCHもSHITも入っててお得感ハンパない1曲。

てかBITCHはちょっと思い出すだけでもいろいろあってキリないやな。

なので次はFUCK

 

 

 

 

N.W.A. / Fuck the Police

 

FUCKといえばやっぱこれだね。

映画『Straight Outta Compton』は観ただろうなお前ら。

Niggaz With Atittude(主張あるニガー)を縮めてN.W.A.。

時は1980年代後半、L.A.コンプトン出身(だいたい)の最も危険なヒップホップチームの半生を描いた2015年の映画です。

 

 

なんだか予告編↑はいかにもN.W.A.が不良にみえて実はいい人♥

みたいに描かれてますが

じっさいはクスリから暴力、果ては殺人までなんでもアリのメチャクチャさ。

良心的B-BOYだったおれも当時はちょっとヒいてました。(CUBEは大好きだった)

 

ともかくこの映画で新ファンもいっぱい増えてなんだかレジェンド状態、

とくにフロントマンのEAZY-Eがまるで聖人みたいに祭り上げられてるN.W.A.ですが

当時はヘイターも多く、とくに東海岸ヒップホッパーたちからは「西のRAPは一段格下」な感じで

線を引かれ若干冷たい目でみられていたってのがホントのところ。

映画には出てきませんでしたが、他の実力派ラッパーたちにさんざんdissられてもいるんです↓

 

 

TIM DOG / Fuck Compton

N.W.A.憎し!が強すぎて逆に言いがかりレベルになっちゃってますが名曲です微笑

 

 

 

 

 

 

N.W.A.ネタでもう一曲。

EAZY-E / Real Muthafuckin G's

 

N.W.A.が空中分解し、元メンバー全員がdissしあうというこれまた異常事態に突入。

ソロでデビューしたDR.DREのdiss曲(DRE DAY)のPVがそっくりさん役者まで使って

EAZY-Eをコケにしまくるという内容だったので

EAZY-Eも反撃、このMV中何度もDREの過去の恥ずかしい写真を公表しまくるという荒技に

 

 

 

あれ、

Fワードを冠した楽曲を紹介するつもりが

N.W.A.よもやま話みたいになってきたので軌道修正。

最後はストレートにこれでどうだ!

 

BLACK SHEEP / For Doz That Slept

 

 

ということで本日はお耳汚し失礼いたしましたー

おあとがよろしいようで♬

 

 

 

 

ワッツア!

 

 

10キロのランニングから帰ってきたぜ!

しばらくしたらさー、

以前右足首の靭帯断裂したとこがパンパンに腫れてきて、

病院にいったら感染症との診断。。

点滴をうって抗生物質をもらってこと無きを得ましたが

じつは感染症おなじ箇所で2度目なんです。

ビンビンの健康体のつもりだったんですが、知らずに免疫力が落ちてきたのか...。

 

ついでに皮膚科のセンセイに、

おそらくランニングのしすぎが原因であろう巻き爪のこと相談したら

「あーこりゃ手術ですね」

って、、人ごとだと思って軽く言いやがって

ともかく近々に

巻きづめ手術の血まみれなありさまも詳細にこのブログにアップできるかと!あれ?見たくない?

 

 

あと病気ネタでいえばさ、

こないだ札幌の実家に帰ったとき

 

唐突ですが↑札幌の実家の居間のセンス。

 

 

我が父上(孝雄76)顔がやけにキレイに若々しくなってて

聞くとどうも皮膚科でシミ除去の治療を受けているらしい。

なにをいまさら色気づいてやがんだ、OLか!!

 

(....おれもやろっかな...)

 

 

 

 

 

 

さあて新作ブックデザイン3冊目、

今日は

 

 

沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン(著:高嶋哲夫 集英社文庫)

 

 

沖縄県警と、闇の犯罪組織の暗闘を描いた

好評の警察エンターテインメント小説「沖縄コンフィデンシャル」シリーズ第2弾!

前回の第一弾「交錯操作」もわたくしがカバーデザインを担当したんですが、

 

↑これ第1弾

 

 

今回の物語は女性登場人物2人がキーになっているので

第一弾のドキュメント・テイストとは趣を変えて

よりエモーショナルでハードな『フェミニズム』テイストに仕上げてみました。

このところ海外ミステリーでも『ドラゴンタトゥーの女』などのミレニアム・シリーズや、

『その女アレックス』のカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズなど、

ハードなフェミニズムをテーマにした傑作って多いですよね。

 

 

米軍基地辺野古移設などでいま何かとホットな沖縄。

ウチナンチュー、ヤマトンチュー、右翼、左翼活動家、沖縄ヤクザ、中国人、朝鮮・韓国人たちの

政治・利権・イデオロギー・人種などの思惑や対立、そしていびつな共生が

深く暗いところでこんがらがりまくっている島であり

 

R.I.P. 白梅学徒隊↑白梅の塔

 

 

調べれば調べるほど興味がつきない場所でありますが

本書はそんな沖縄問題入門編として、あくまでエンタメとして楽しめますので

ぜひぜひ読んでみてくらさいませ!

(沖縄モノは来週また一冊紹介しますよん)

 

 

 

 

あ、そうだ!

 

 

バルセロナでも本書は人気だってよ!(お約束)

 

 

 

ワッツア!

 

 

きのう参考図書として紹介した備瀬哲弘先生の「大人の発達障害」

好評につきただいま5刷!と書きましたが

 

 

なんとここキューバの首都ハバナでも読まれてましたYO(ヤラセ)

 

 

 

 

 

 

ということで本日も、

我がブッダプロダクションズ制作の新作ブックデザイン2冊目を紹介しまーす。

 

 

30秒でできる!47都道府県紹介 おもてなしの英会話 (監修:安河内哲也 IBCパブリッシング)

 

 

こちらは2/7発刊なのでもう書店にはならんでまーす。

インバウンド客やきたるオリンピックに向け、

簡単な英会話を丸暗記して親切におもてなしをいたしましょう!というシリーズ第3弾。

監修はあの安河内哲也先生です。

 

 

↑第1弾は大きくざくっと「ニッポン紹介」

 

 

↑第2弾は「ニッポンの歴史紹介」

 

 

そして今回はニッポンの「47都道府県紹介」という内容です。

商売柄とか地域がらインバウンダーに接する機会が多い方はぜひ!

 

 

 

あ、

そうだそうだ!!奇遇なことに本シリーズも

 

 

 

 

ハバナで大好評です!!(ヤラセ絶好調)

 

 

 

では明日もお楽しみに、

アディオス!

 

 

 

 

 

ワッツア!

 

 

↑ひきつづき@札幌 狸小路

 

 

去年末から1月にかけて

シコシコシコシコ製作してた書籍がやっとこ本屋さんにならびはじめましたよーん。

今日から一週間連チャンで新作ブックデザインを毎日1冊ずつアップしていきま〜す!

ただし、、

 

 

 

カメラマンアッキー君がまたパリに飛んでしまったので、

ちゃんとキレイに撮ったブツ撮りは後日あらためてアップします。

この一週間はおれのへたくそ写真でガマンガマン!

 

 

 

 

 

 

にしても

たった書籍一冊だってさえ、編集者から依頼をいただき制作スタートしてから

書店にならぶまでだいたい2〜3ヶ月くらいはかかるものなんです。

超早くて1ヶ月、そして遅くて数年!(いまだ諸事情でオクラ入りの書籍も数冊あり)

 

みなさまにその間ずっと何もお見せできないことが心苦しく、

こちらももどかしいわけなのですわ。

 

グラフィックデザイナーってのは因果な職業で、

作るものすべてに守秘義務が発生するんで

コンプライアンス的にどーしたって製作途中過程をお見せすることが不可能なんですよ。

 

とくに新商品発売の広告なんかは、そのクライアントの株価にもビビッドに反映するので、

もし掲示前にフライングで公開しちゃったならば、それはインサイダー取引の材料になりかねず

コンプラを飛び越えて、りっぱな犯罪行為になってしまう場合があるのですよ。

 

 

 

実家でひさびさに一日中テレビ観てて思ったんだけど

トランプ大統領のSNS使いに代表されるような

良くも悪くもとにかく思いついたことをスピード感とダイナミズムをもってコンシューマーと直にコネクトできて、

もはやその社会構造すら変えられちゃうのがこの時代のコミュニケーションの面白さ。

 

のはずなのに、

この仕事の場合、前述の職業的ルールがそれを許さないんですよねー。

製作過程のあれこれ(いろんなことがおこります笑)

発想→試作→実作の流れ、撮影のバックステージや、結果として失敗or成功に至るプロセスなど

さまざまなドラマがあり、それをリアルタイムでもっと知ってもらえたら、

もっとこの業界自体のおもしろさが底上げされてゆくんじゃないかなーー

とふと思いましたです。

 

もしかしたらパンピーのみなさんは、

広告・出版業界は革新的イノベイティブボーダレスな業界だと思われてる方がいるかもですが、

実は構造的にも心理的にももっのすごく保守的な業界なんだよねー。

 

 

クライアントにご迷惑かけるつもりも、

ましてや犯罪行為に手を染める気もさらさらないんだけど、

どんなやり方でもいいんだけど、この業界ももっと同時代性を獲得するというか、

ま、一言で言うと風通しをよくしないと、

一番大切なグラフィックデザインで人をワクワクさせること

それがトータルでいま達成できてないと思うんだよねー。

 

 

 

 

あ、

前置きがが長くなっちゃった。

まーそれは置いといて、と。

本日新作ブックデザイン一冊目、いってみましょう!

 

 

精神科医が教える怒りを消す技術(著:備瀬哲弘 集英社文庫)

 

 

です。

本書はカバー&本文デザインの他に

 

 

本文にイラストもいっぱい描いてみました。

著者の備瀬さんの書籍は2015年にも集英社文庫から

 

 

 

 

大人の発達障害

アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本(著:備瀬哲弘 集英社文庫)

 

が出版されておりまして

こちらただいま5刷!の大人気となっておりまーす。

文庫ってことで価格もお手ごろなので、2冊併せて読んでみてちょ。

 

 

 

 

では明日もまた新作ブックを一冊紹介しますので

ここbmartをよくチェックしとけ!

 

 

 

ワッツア!

 

 

 

 

先週ぶじ東京にCome Back!

北の大地もさらに凍らす狂ったどさんこおれが斉藤啓aka BDAP!

 

 

撮影&帰省の札幌トリップから帰ってきたおれ殿下。

みんな言うことだけど札幌はお家やお店の中ではがんがんストーブ焚いて

Tシャツ一枚でいられるくらいにあったかいので

全体的にうすら寒い東京砂漠のからっ風が骨身にしみます。

ということで

 

 

ここホテルの朝食処。

みわたすは、ああ我が懐かしき中島公園、そして藻岩山なり。

「恋の街札幌」、この美しいノースシティをおれ殿下とともにちょっと歩いてみようか。

 

 

 

 

 

 

旅のおともは↑カメラマンアッキー

 

 

 

 

 

今回のお宿は、すすきのから徒歩5分ほど。

地下鉄中島公園駅すぐそこの札幌パークホテル

 

 

 

 

 

このホテル、ル・コルビジェの弟子として有名な建築家坂倉準三の手によるもの。

歴史と格式のあるモダンな札幌の老舗ホテルであり、なによりおれが育った家の超ご近所。

もちろんその当時に泊まったことはないけど憧れの場所であり、

なつかすぃなあー。やっぱいーなあー。

 

 

 

 

 

雪の中島公園を通りぬけ、

 

 

 

すすきのに向かう途中にある母校、豊水小学校。

いまは廃校(ドーナツ化現象でこの繁華街エリアは逆に過疎なのです)になり、札幌の公文書館になってました。

 

 

 

 

ほどなく、みなさま内地の方にもおなじみのすすきの交差点。

 

 

 

 

遅いひるめし@ラーメン横町。

すみれなど人気店は、雪まつり真っ最中ということもあり観光客で大行列なのでパス。

ここの味は...可もなく不可もなく。

 

 

 

 

美しい赤レンガの北海道庁。

 

 

と、このようにふらりと歩くだけで、

街角のそこ此処から少年時代のおれがいまにも走り抜けていくのを見た気がするような

懐かしくも白く凍る楽園。

 

ウタリのニシン漬けと熱い熱い燗酒、

そしてノスタルジアに夜更けまで酔いしれた殿下でありました。

 

 

 

 

AZ / I'M BACK

 

 

+

 

 

 

 

てなわけで散々飲んで遊んで、

 

 

〆はパフェ!?。札幌人に聞くとこれが札幌流なんだそう。

聞いたことねーぞあんま調子のんなよコラ札幌!!

 

 

 

ワッツア!

 

あーあ。またブログのアップに間が空いちゃったァ。

今年こそはこまめにアップしよーと新年の誓いを立ててたんですが

今年に入ってのブログ更新がたった2回

3日坊主とはうまいこといったもんッスね♪(ひとごと)

 

さてニューオータニ疲れではじまった今年ですが、

意外にも新年しょっぱなからけっこう忙しく、

つごう8冊ぶんのデザインを今週すべて印刷所にブチ込んで、

あーとりあえず片付いたァー

 

 

と、一服つけてる折にふと回想。

年明けからいままで、仕事以外にもいろいろあったような気がしたな。。

どーもトシとると物忘れがはげしくなっていかんばい。

ちょっと思い出してみると、

 

 

アコちゃんがご利益のあるお札(お金ザックザクになるらしい)をもらってきてくれたり

 

 

 

 

お風呂で大食いなでしこをyoutubeで見てたら、

おもわず手がすべってトポンと水没

が、しかし殿下たる者、慌てず騒がず。

ここはキアヌ・リーブスの教えにしたがい「生米に一晩うずめて」みたら

 

 

本当に直りました♥

 

 

 

 

そして節分の日は

 

 

ちゃんと豆まきしてみたり

 

 

 

 

 

三宿交差点界隈のおいしいお店ナンバーワン。

壺焼きカレーで有名な「ビストロ喜楽亭」さんに

スーパーブッダ2体お買い上げ〜してもらったりと(また詳しくレポしますね)

 

 

 

まーいろいろとありま.....

...やっぱあんまなにもなかったか。

 

 

 

つーことで突然ですが告知です。

本日からおれブッダ斉藤 aka BDAPは出張フライトでぃーす!

行先は我がホームタウン札幌。

前半撮影済ませて、終わってからは3日ほど実家に帰省してくんぜ。

帰りは16日(木)の夜になります。

 

髪のびたなーおれ

 

 

折しも札幌はただいま雪まつり真っ最中。

この殿下も子供のときは我が物顔で雪まつり会場を闊歩していたものです。

オトナになった殿下の雪まつり、

いまだすすきの大通りあたりは心のMY AREA。

雪で浮かれハシャぐ外国人観光客を苦々しく眺めながらも

札幌という美しい街を再発見できればなーと思ってます。

 

このブログでも後日写真レポしますのでお楽しみに〜

 

 

 

 北帰行 (渡り鳥 北へ帰るより) / 小林旭

 

 

 

ワッツア!

 

本日日曜日ふくめ世間は成人の日に連なる3連休なわけですが

わたくし殿下、新年一発目のブログで書いたとおりすっかりニューオータニ疲れ

自室でご飯作ったりお汁粉をつくったり映画をみたりゆっくり仕事をツメたりして

リラックスしてすごしています。

あーやっぱり我が家が一番!(だったら行くなっつーの)

 

 

 

 

そうそう、みなさん!

我がブッダプロダクションズからの年賀状届きましたあ?

 

 

今年の年賀状は

ちょっぴり大きめハガキサイズに折りたたまれた状態で郵送されて、

それを広げると

 

表面

 

 

裏面

 

 

 

こんな感じ、ちいさめ(中吊りサイズ)のポスターになります。

写真はアッキーこと古谷昭洋くんにキューバで撮ってきたもらったもの。  2016/11/24ブログ参照

いーでしょ?たかが年賀状一本にキューバロケを敢行する狂ったセンス。

 

 

ということで年賀状とどいた方は、

さっそくオフィスの壁に貼るなり、地元のコミュニティセンターの掲示板に貼るなり

高江ヘリパッド反対派のデモにまぎれこんでプラカード的に両手で高く掲げるなりして

どうぞご自由につかってくださいね。

爪切りの新聞紙代わりにつかったら容赦しないゾ!

 

本日はサクッとこのへんで。ばい!

 

 

 

ワッツア!

 

新年あけましておめでとうございまーす。

今年も我が誇り高き有限会社ブッダプロダクションズならびに

殿下ことおれ斉藤啓aka BDAPをどうぞよろしくごひいきにお願いいたします!

 

さて我がブッダは世間からちょっと遅れて本日が仕事初め。

今年の年明け、おれはなにをしてたかというとですね...

 

 

 

ここは↑大里化学本社ビル

 

007は二度死ぬ / 全編日本ロケの作品(1967年公開)。当時の東京がいっぱい出てきます

 

 

 

ではなく!

紀尾井町のホテルニューオータニに泊まってました。

年越しギリギリまで電通ばりの超過労働、ましてや正月から

 

「僕な〜んにもしたくないや!」

 

ということで

ジャパンが誇るこのホテルに心静かにひきこもりつつ

至れりつくせりの一流サービスを享受する数日間をすごしていたわけです。

とはいえ

 

 

 

 

 

 

 

 

いざ滞在したらほんとにやることがな〜んにもなくて。。

(ノートPCもない。テレビなんてつけもしない。)

 

 

 

日に3度のやたらと充実した食事(ニューオータニはレストランが充実してます)をむさぼり、

毎晩バーで酒に明け暮れる日々。

歴史と格式あるホテルってこともあり、他の宿泊客やレストランの客層も年配の紳士・淑女がほとんど。

そんな環境の中で

 

 

 

しまいには庭園の池のを相手に独り言をつぶやいている恍惚の人、それがおれ殿下。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初詣に靖国神社に参拝いってみたり、

 

 

 

↑今年も法人名義で昇殿参拝しました

 

 

 

銀座でセールのぞいてみたりしたんだけど

 

 

 

↑ほしかったMARNIのスニーカーを安値でゲット!

 

 

基本的には

ずーーーっとずーーーっホテルの中ですごしていました。。

久兵衛の鮨を味わい、本館最上階のバーにてよく冷えたキールロワイヤルを味わいながら

おれは思わずこうつぶやいていました

 

 

あーあ、たいくつ。。。

 

 

 

 

 

〜なにもしなくてよい生活〜

というものがこれほどまでに苦痛だったとは...。

 

 

 

ってことでようやく昨日事務所にバッカゲン。

さっそくMACを起動し机には真っ白いケント紙を広げ、

右手にはペンタブを、左手にはロットリングを持ち標準戦闘用武装完了。

おれにとっては汗水垂らして働くことイコール生きること

 

新境地を開拓するシークレットなプロジェクトもスタートし、

今年はきっとお前らをあっと言わせるつもりだぜ!

 

 

 

 

Make Some Noise / Beastie Boys  (おれ的にはセス・ローゲンのマイクDが好み)

 

 

 

ということで2017年はみなさん、ハデに働きガンガン景気良くいきましょう!

(いや、まあでも正直ニューオータニは楽しかったよ、うん)

 

 

 

 

ワッツア!

 

さてさて2016年も本日で終わり〜

みなさま今年もお世話になり、ありがとございました!

 

わたくし殿下の仕事納めはさきほど12/30深夜。

あーやっと終わった終わった。。

 

てかこの12月、

前半わりと静かな仕事の流れだったからたかをくくってたんだけど

師走をナメてました。おれ。

仕事に、そして飲みにと、後半になるにつれどんどんタフになってきて、

いやね、おれもきたる酉年にむけハシャいでいたのは確かですよ?

 

 

 

アルコール疲れか、寒さのせいか、

はたまた寄る年波のせいなのか(本日12/31誕生日で48ちゃいどえす)

かわいそうなボキはおまえら一般が納会だの忘年だのして浮かれてるあたりから

ついにカゼで発熱してしまいました。

 

 

 

↑こんな感じ。見るも哀れな年末を過ごしていたわけです。

 

とはいえ年内に終わらせなきゃなんない仕事もあるので、

ここは積極的カゼ撃退法をセレクト。

室温26℃、湿度50%以上をキープすればカゼバイルスは死滅するんだって知ってた?

 

なのでエアコンをmaxにかけて室温をガンガン高め、

朝から晩まで1日中大鍋に湯を沸かし、強火で常に加熱。

キッチン周辺が

「ここは温泉場か?」

と見紛うほどのもうもうたる湯気をつくりだし、強力な加湿に成功しました。

 

あとはね1日に3回ほどバスソルトたっぷり入りの半身浴をし、

毎食あつあつの鍋焼きうどんやチゲを食いながら、体温をつねに高めにキープ。

この作戦が功を奏し、熱もだいぶ引き、

仕事もなんとか乗り切りました。

 

 

ふと気づくと大鍋の湯気せいで窓という窓が結露でびっしょびしょ

それをぼんやり眺めながらおれは思った、

来年、おれのグラフィックで、心をびっしょびしょに濡らすのはおまえらかもしれねえぜ?

ケッケッケ、ケーケッケッケ!!

(↑熱のせいなので気にしないでください)

 

 

 

 

 

 

 

つーわけで

雑な年末のごあいさつになっちゃってすいませんねー。

また来年、みなさんの元気な顔に会えるのが待ちきれないぜ!

2017もブッダプロダクションズをよくチェックしとけ!って感じで