GWの過ごし方
ワッツア!
昨夜焼肉たべいったんですけど、
結局おれは、霜降り気味の特上肉より並の肉のがおいしい派であり、
通っぽく塩よりやっぱりタレのほうがおいしい派。
初心忘るるべからず おれが斉藤啓aka BDAP!
さてGW中、
どこにも行くカネも気力もなく、東京でダラダラ無下な時間をすごしているお前ら(ああ、おれもさ)に
おススメのエキシビジョンをごしょうかいしてあげます。
まずは
KYOTAROさん個展
です。
画家KYOTAROさん7年ぶりの大型個展ということで
2月末くらいからの開催だったのですが、やっと行けました。
おれのデザインした書籍「霧のむこうのふしぎな町」で
すばらしい装画&挿画を描いていただいたKYOTAROさんですが、
今回のエキシビジョンはかなりチャレンジング。
彼女の作品がいままで持っていたノスタルジックでファンタジックなお伽話的世界観からグイッと脱し
ハイパーに未来的かつ、クリーンで低体温的な世界観に転換しております。
一枚の絵の中に共存するモチーフの“サンプリング感覚”がちょっと暴力的なレベルまでトンでて
とはいえ彼女の描く神々しさは変わらず。かなりおもしろいです。
おれ個人的にパッと浮かんだイメージは、
陽性のギーガ。あと80'sサイバーパンク。
とくにサイバーパンクなるものの本質・世界観を
ひじょうにわかりやすく定義付け&映像化したといえる
映画「ブレイン・ストーム」のサイバー臨死体験映像(絵ヅラは全然違うんですが)を
なぜだか思い出しました。
5/18日(もーすぐ終わり!)まで渋谷DIESEL ART GALLERLYで開催中ですので
みなさんぜひ行ってみていろいろ妄想して楽しんでみてください。
お次は
六本木AXISギャラリーで開催中の
上田義彦、藤井保、広川泰士、平間至(以上敬称略)などそうそうたる写真家のみなさんたちが
ゼラチンシルバー、つまり銀塩写真のみを用いての展示です。
当日はワークショップもやって盛り上がってました。
2005年に写真家の最高峰といえる木村伊兵衛写真賞を受賞された
中野正貴さんもこの展示に参加してらっしゃいまして
中野さんとおれはいまいっしょに写真集を制作中(6月発刊)なのです。
その写真集はほぼデジカメ撮影が主なのですが(ひじょーにかっこよい!)
この写真展で中野さんはポートレイトのモノクロプリントを出品されてますので
ご興味ある方はぜひ見にいってみてください。
てか 5/7までですので急いで!!
奥の奥が中野さんコーナー(2点)、
そして写真右側が本展示の特別ゲスト、おれの大好きな
ジャック・スタージスのすばらしい写真集「あの夏の最後の日」のオリジナル・プリントが大挙展示!
いやーオリジナルはじめて見たわ。その意味でも行ってよかった!
+
ということで残り僅かなGW、
みなさんもいいモノみて美味しいモノ(焼肉の並とか)でも食って
休日をせいぜいENJOYしてくらさいませ。
さーて
おれはそろそろ休息も終わりにして、
残り数日、その写真集をバッチリしあげとくぜ!