もっか夢中をこじらせ中です

 

ワッツア!

 

 

ただいま2018年のお仕事よーやく終了。

年明けの早々の仕事準備もしっかり済ませ(原稿をチラ見した.。ただそれだけ。)

来る2019年=「啓君元年」(過去ブログ未来予想図参照)に益々意気上がる

YO! れが斉藤啓 aka BDAP!

 

 

ひさびさの、そして年の瀬キワキワのブログ更新ということで

みなさまにおかれまして旧年中はたいへんお世話になりましたが

今日はそんなことどうでもよくて(バッサリ)

おれ的2018年はどーゆう1年だったか?というと...

 

 

 

総論: 登山にハマりまくった1年でした。

 

もはやおれの日常と化したランニング。

そこからはじまって → もっと激しいランを! → トレイルランニング→ 登山

という流れで、とっかかりは高尾山やその周辺のゆるい低山で

ひとりで走りまわってうぇーいと遊んでたんですが、

 

ときには「走る」という枠をひとつ外して、

あえてじっくり悪所・難所に挑む、とか、山小屋でのんびり時間を過ごす、みたいに

「登山」と「ランニング」のいいとこどりみたいなスタイルを自分なりに作りながら夢中で遊んでいるところ。

(もちろん必要装備を削る、という意味ではなく、ギアもタイムスケジュールも安全第一、で組んでます)

 

 

奥多摩  御嶽山→日の出山→金比羅山をトレラン

 

 

 

登山なんて小学生のとき家族旅行で大雪山に登ったとき以来。

あと高校サボって藻岩山でタバコ吸ってヒマツブしてたくらいのシロートだったわけですが

 

 

オトナになってあらためて登った山、とは!

景色もいいし気持ちもいいしスポーツとして超ドーパミン出るしコッヘルご飯もおいしいし下山後の温泉も最高だしー!

もう、楽しさいっぱいインスピレーションいっぱい。

そしてそれらと隣合わせで滑落、道迷い、遭難、野生動物など、命にかかわる危険もいっぱい。

 

 

街暮らしで忘れてしまってたスリル冒険という危険ドラッグ。

人間のDNAにはそーゆう好奇心があらかじめプログラムされてるんでしょーね。

とにかくヤマという“阿片窟”の魔力のジャンキーとなったおれ。

山の高低にこだわらず、行ったことのない場所へ!見たことのない景色へ!

 

 

東京都最高峰  雲取山(2017m) テン泊中シカに襲われるという非常事態発生

 

 

初の3000m級! 南八ヶ岳 赤岳→横岳→硫黄岳を縦走。 難所横岳を無事通過!

 

 

南八ヶ岳 行者小屋付近。うしろにそそり立つ絶壁が横岳。

 

 

晩秋の丹沢大山。山頂は氷点下でした。

 

 

高尾山で初ナイトハイク(ヘッドランプをつけての夜登山)。夜の高尾山をナメちゃいけない、ヘッドランプを消すと完全な「闇」。

 

 

と、

晩秋まではほぼ毎週山へ出かけてるくらいハマってしまいました。(忙しい忙しいいってたのはこのせいだったのか)

さー次はどの山にいこうかな〜〜♪

 

 

しかし!

 

 

季節は冬。

当然ながら多くのヤマでは積雪がすでにはじまっており、山頂の気温も氷点下。

夏山にくらべて冬山登山は滑落、雪崩、登山道が雪に覆われることで多くおこる道迷い、からの遭難、低体温症、凍傷などなど...

速攻死に至るレベルまで危険度が数段上がるのでありまして

おれのようなトーシロ、しかも単独登山者がホイホイと手を出せないゾーンにあるんです。

以上はすべてネットのまとめサイトで得た真実の情報なり!

 

 

 

なによりさー。その冬山リスクを回避するべく販売されてる登山ギア、

冬用ウェア、冬用靴、アイゼン(靴に装着する鋭利なスパイクのようなもの)冬用グローブ、GPS、雪崩センサー、かんじきetc

ぜんぶそろえるとしたらすっげえ値段になりまして...。

登山環境的にもフトコロ的にも超苛酷。なので

俺ちゃんレベルは、伊豆とか?温暖で雪の積もらない低山を選んでゆるゆる登るという

選択肢しかないのでありましょうかねえ....?

 

 

 

...いや、ちがうそうじゃない!!

 

 

 

「い、いきなりどどーしたんですか!?、殿下」

 

↑お馴染みアッキーこと古谷昭洋カメラマン、ここで登場。

 

 

人はすぐ勝手に自分に限界を作って、自分には無理だと言い聞かせて、

己の枠内に作ったチンケな世界を後生大事に守ろうとする、恥ずかしながらいまのおれがそうだった」

 

 

アッキー 「.....」

 

 

季節がどうとか装備がどうとか標高が遭難がとかそんなもん一切関係ない

場所なんて選ばねえ、

自分が登った踏み跡、それがありさえすればそこはもう山なんだ

 

 

アッキー 「あ、えっと...はい.....」

 

 

「よし、アッキー車をまわせ、街に出るとしよう

 

 

 

 

ということで

登山ギアフル装備でやってきました東京都千代田区

こんなところに山があるというのか,,,。

 

 

 

おっ。ここか!?

 

 

 

と思ったら自転車屋さんでした〜。

どーやら殿下は2019年はチャリ遊びデビューを画策している様子。

どんなバケモノマシンを手に入れるのか乞うご期待...!

 

 

 

あ、そーだ!

ちなみに今日12/31おれ誕生日 だった

 

フルカーボンのロードバイクぽちい

 

 

 

...気をとりなおして、さらに港区へ移動。

 

 

 

 

お。

 

 

 

ここは芝の愛宕神社(標高25m)

名物の出世石段はかなりの急こう配でまさに登山気分!か?

 

 

 

 

もう山頂。たった2、3分の登山でした。

 

 

 

 

「よし、このヤマは制したぞ。次はあっちだ!」

 

 

 

 

こちらは芝公園内にある芝丸山古墳(高さ106m)

古墳時代(5世紀)に築造、ということでもはや形は留めていませんがもとは前方後円墳だったそうで、

こんもりとした小山になっています。

 

 

 

 

!?

 

 

 

 

 

 

はい、これがおれの山岳用テント。NEMOのタニというモデルです。

公園内なのでキャンプはもちろん不可能、テントのペグダウンもダメゼッタイ!ですが、

本日はテントの整備&組み立て練習ということですよ。

 

 

 

 

 

東京タワーをバックにすっかりテン泊(←山用語:テント泊のこと。ちなみに山小屋に宿泊するのは小屋泊気分!

1人用山岳テントのなかでも最軽量の部類に入るこのテント。本体は約1kg。収納時はエコノミークラスの枕くらいに小さくなるです。

そのためテント本体の生地がかなり薄く、ポールや各部のプラスチックパーツもかなり華奢なので

まじめな話、たまに広場などでじっさい張ってみてチェックするとよいと思われます。

 

 

 

 

テントを片付けたらこんどはシュラフ。

これはナンガというブランドの夏低山用のダウン封入量が少なく軽いもの。

 

 

 

 

 

10月初めに行った雲取山(2000m級)山頂近くのテン泊でちょい寒かったってのもあり、

この季節はどんなもんなのか体感温度をチェック&虫干し中。

やはりちよっと寒いので動き回って体温を上げてみました。

 

 

 

 

 

このナンガというブランドのシュラフはすべて国内生産品。

しかもシュラフ全製品に永久保証がついてるという世界に誇るMADE IN JAPANブランドなのです。

 

 

 

 

 

 

なんともシュールな絵です。

ともあれ、もっか冬将軍に行く手を阻まれているおれの登山熱は、こうしてしばし落ち着きを取り戻した。

 

 

 

 

さ、帰ろ...

 

 

 

 

 

 

 

 

そーいやまったく仕事の話が出てこなかった2018年最後のブログはこれでおしまい、ですが

ここ数年でもっとも忙しい1年(仕事が、だよ)であったことはうれしい事実。

クライアントのみなさまとお前らブログ読者のおかげです、いつもありがとう!

 

とはいえグラフィックデザインの頂点を目指すおれの縦走はまだまだ道の途中。

もうとっくに引き返せねえし、こんなとこじゃ絶対に終わらせねえ。

さらなる飛躍を遂げたいブッダプロダクションズ斉藤啓を

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

というわけでみなさまよいお年を〜!

 

 

 

 

Marvin Gaye & Tammi Terrell / Ain't no Mountain High Enough