semoh

 

ワッツア!

 

ウェルメイドな服作りと、真摯かつ哲学的なアプローチが魅力の

TOKYO発、話題のアパレルブランド semoh

本webのトップ画像やWorksにも既にUPしましたんでみなさんお気づきだと思いますが

semohのB全ポスターを今年のラストギリギリでドロッピン!

 

 

制作したのは3ビジュアル。

 

 

▲ Visual A

 

 

 

 

▲ Visual B

 

 

 

 

 

▲ Visual C

 

 

 

 

 

 

うちAとBがこんな感じで↑連貼りポスターになります。

 

どーですか。おれの渾身の作。

まずはじっくりその目で味わって、

自由気ままに感じたり考えたりしていただけると幸い。

今まさにここで、

みなさんはどういう気持ちでこのビジュアルを見つめているのでしょうか...。

物議を醸すであろうビジュアル・モチーフについてはおれ、今はまだ何も語らんよ

 

 

 

 

 

 

さてさて、

ここにアップしてる画像は、じつは実際のポスターを撮影したものではなく

入稿デジタルデータのナマそのまま(photoshopのデータそのまま)

またブツ撮りをお願いしてるアッキーがカンボジアに高飛びしたのでネ。

 

 

そこでちょっと補足しておくと、実物のポスターはね、

印刷にひと工程、隠し味「殿下スペシャル」を加え、

&ちょっと不思議な存在感をもった新型の用紙をセレクトしたことで

視覚的なインパクトはもちろんのこと、

見えざる感覚というかフィジカルに訴える迫力を強化するために全行程を作業したつもり。

 

とはいえこの細かい印刷上のテクニックは、透明人間が黒子をしているよーなもんなので

残念ながらPCモニターや写メにはどうやっても映らないのですねー。

 

でもこの作業を経て完成したものこそが純グラフィックデザイン的快感、を醸し出せるとでも言おうか、

分不相応な例えで恐縮だけど例えば

〜ゴッホの絵の過激なマチエールはいくら図録や写真を見ても伝わらない〜

ように、実物と対面して初めて伝わる作品の持つエモーション。

その感覚こそが、人の心を感動させたりうるのです。

これはアートに限定された話じゃなくて、ポスターもかくあるべきだ、とおれは信じていルンです。

 

なんらかの機会があれば

みなさんに実物のポスターを間近で見ていただきたいナーと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

さ、グラフィックデザイナーのこだわりはひとまずこのへんにしといて

次回からは本ポスター制作過程の裏話、

Backstage編をお送りします!