哀悼of the Dead

 

ワッツア!

 

 

 

 

おっ?

 

 

 

 

プール利用規約をじっとながめ、いままさに世田谷公園の屋外プールに突撃せん!

水冷式のハートは常時過熱気味で負荷過剰、

YO!おれが斉藤啓 a.k.a. BDAP!

(仕事はしばしホッタラカシね♪)

 

 

 

 

 

 

さてこないだの日曜日、ついに巨星墜つ。

“近代ゾンビ“映画の産みの親、ジョージ・A・ロメロ監督

惜しまれながらお亡くなりになったそーです。

 

 

ゾンビ論・ロメロ論はこのタイミングでいろんな人がいろんな媒体で話してると思うから

そこは専門家に譲るとして、

要は!彼がいなかったら

「バイオ・ハザード」「デッド・ライジング」

「28週後」「ゾンビランド」「ウォーキング・デッド」

この世界に存在しなかった、ということで

なーんという恐ろしい世界になっていたでしょう!逆に!
 

 

 

 

 

↑この写真たちは

我が誇り高き有限会社ブッダプロダクションズ2014年年賀状のために撮った写真でして、

(撮影:やなだいくこ氏)

 

ロメロ監督が「発明」した“ゾンビ“という物語フォーマットが持つものは

まず第一にズバぬけたおもしろさと新鮮なオリジナリティ。

第二にどんなテーマでも表現可能なフォーマットの応用性とふところの深さ。

 

それが世界中の映画作家やクリエイター、それらを志望する当時の少年たちに伝播し、

極東の島国の北の隅っこ(札幌ねに住むこのおれにさえ大きな大きな影響を与え...

文字通り世界中に感染拡大したひとつの証明サンプルがこの写真である、

そう勝手に思って勝手に胸熱になってるおれです。

 

 

「霧島部活やめるってよ」(一種の「ゾンビ映画」と乱暴に言い切ってもよいと思う)

風に言うと

 

おれがいま作ってるものが、おれの大好きなあの何かと一瞬繋がった気がする、

その喜びがあるからこそおれはいまだにこの仕事を続けてるんだ!

 

このことに尽きます。

 

 

 

DJ松永 ft R-指定(Creepy Nuts) / トレンチコートマフィア

おれ思うにいまもっともKreva最盛期の立ち位置に近いラッパーR-指定の血のにじむような熱い熱いShit。

この動画は「霧島」の映像を使ったMADですが完成度高すぎで120万再生超えってすげえな...!

 

 

 

たとえB級映画、低俗映画と蔑まれても、

我関せず、と、一生をかけて好きな物を作り続けたガッツと情熱と高いこころざし。

プラス、そのこころざしに酔っぱらわないクールで現実的な手腕と技術。

 

こうしてロメロ監督の作り出した物語たちは

アカデミー賞はおろかノーベル賞なんか半笑いなほど遥かに高いレベルで

人類史上最高峰のアートになったわけであり、

彼こそが現代に新しい神話を作り出した

類稀なる芸術家だとおれは思っています!

 

 

そしてこの先、

たとえ肉体が死んでしまってもロメロ監督は、

スノッブでニヒルな芸術ごっこ

残す価値のないカタチだけのクリエイティブを食い殺しながら

今後も佳きゾンビとして永遠に生き続けるのだ!

 

おれらもロメロに続け!すべて食い尽くしてやれ!