トーマス・ルフ展
ワッツア!
竹橋、北の丸公園周辺。
国立近代美術館で開催してる「トーマス・ルフ展」にいってきたぜ。
彼や、トーマス・ストラス、ウォルフガング・ティルマンスなど
ドイッチェランドのイケてる現代写真家はおれも大好き。
で、本展、
楽しいことに全面的に写真撮影OK(※フラッシュ、動画NG)。
で、さらに楽しいことに当日は中坊たちが課外授業?的な感じでクラスごと大勢でやってきていて、
その生態や行動がある意味ルフの作品よりもフォトジェニックだったので
おれも愛機FUJIFILM X100T片手に、いかにもプロっぽい訳知り顔の写真家を演じたうえで
展示(どちらかというと客メイン)を撮ってみることにしました。
個人の情念や創意を固定化・定着化されたゲイジュツ。
それに個人としてまっ正面から相対する鑑賞方法はスリリングな感じが楽しいのだけど、
ゲイジュツに群がりあれやこれや思い思いの行動をしてるギャラリーたちの姿を「込み」で
楽しむのももなんともおもしろい。人間って愛すべきものですね♥
とくに(絵画でなく)写真の展示でこの奇妙なパースペクティブは最大化されるから、
そんな視点でも楽しんでみては。
おっと、そんなゆがんだ楽しみ方をせずとも
トーマス・ルフ展、すばらしく楽しいのでぜひみなさん行ってみてください!
作品数がそんなに膨大ではないのでサクッと回れるところもいいね!
+
さて、そんな感じでおとなしく展示会場をあとにしたのはいいものの
写真なんておれでも撮れんじゃね?
と、さいきんFUJIFILM X100Tで撮ってるせいか(なのだろうけど)自分の写真の腕がちょっと上達してると、
カンちがいしはじめている殿下、否、啓・ウォルフガング・斉藤。
正しくカメラをストラップで首からかける、という専門学校生スタイルで
北の丸をブラつきながらパシパシ撮ってみました。
え?
それっぽい構図がいちいちイライラする
って?も〜ぉ。
僕ちんシロートなんだからそんなことキツィこと言わないで♥オネガイ
(↑デザインでおんなじことやられたら劣化のごとく怒るくせに)
ということでこのあと、
銀座で打ち合わせして有楽町で用事済ませ、銀座四丁目で早めの晩ご飯。
まぐ茶の鮪と土瓶蒸しでぬる燗を一本、二本立てて
うなぎ丼とみそ椀でフィニッシュ。
あーおいしかった。
さて今度はFUJIFILM X100Tとどこいこっかな?
などと銀座の夕景を窓からホロ酔いで眺めてたら、急な仕事が入ってきて
ブーたれながら足早に事務所にもどるおれでございました。