続・啓ちゃんのなつやすみにっき “体に良さそうな猫骨パウダー”の章

 

みなさんおまたー♪

 

さあさあおまちかね!

前回から引き続き

啓ちゃんのなつやすみにっき第二弾、はーじまーるよお!

  (反応が薄いのも気にせずいざ進行!)

 

 

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啓ちゃんのなつやすみにっき

 

その2

ハリー慰霊まつり

 

 

ニャーー!!

 

昨年18歳にて寿命をまっとうし、天に召された愛猫ハリー。

荼毘に付して、お骨はずっと保管してお線香あげてたんだけど

そろそろ現生の肉体という器を脱し、霊的なステージに送り出さねばいかんなあ。

 

 

というとこで

 

ハリーが生まれ育ったゆかりの場所、

要はおれが歴代住んでた家をまわって

それぞれの場所に少しづつ散骨することにしました。

 

 

 

ハリーと仲良しだった盟友鈴木さんの車に乗って都内散骨ツアー開始!

 

 

 

おっと忘れてた。

これが↑なんか体に良さそうな猫骨パウダー(この量でハリー一匹分。粉にするとけっこう少ない)

100均で買ったドレッシング・シェイカー(!)に骨粉を入れていざしゅっぱーつ。

 

 

 

 

 

 

まずは品川区旗の台

子猫だったハリーをブリーダーさんからもらってきて、飼い始めたマンション。

丘の中腹に建つきもちがいいマンションでした。

 

ここの植え込みやらどこやらにお骨をパラパラ〜。

 

 

 

 

 

 

お次は港区芝

働いてた会社を辞め独立、いよいよ世の中に討って出ようとしてた時季に住んでたマンションです。

半年くらいしか住まなかったけどなっつかしいなー。

元バトミントン選手でスポーツキャスターの◯内さんも当時住んでたりして。

 

ここにも骨粉をパラパラー。

 

 

 

 

 

お次は港区港南

 

周囲に流行りのタワーマンションなぞ一棟もなかったころなので、

11階の部屋から東京湾岸がスカッと一望できました。

バルコニーのてすりにハリーがフラフラ立っててビビったこともありまぁす

 

この場所でブッダプロダクションズを法人設立、

稼ぎに稼いでとくいの絶頂だったころ住んでたってのもあり、思い出深い部屋です。

 

 

 

この建物の裏手には大きな運河が流れていてきもちがよい。

(スズキも釣れます)

 

 

 

 

そしてここ港区港南4丁目(港区ですが品川駅の海側です)は

いまだにおれの本籍地でもあるんで、運河に骨パウダーを景気良くバラ撒いてやりました!

 

 

 

 

 

 

次は港区芝浦

ここにもパウダーをパラパラー。

 

ところでなぜ独立後、港区湾岸エリアばかりに住んでるのかというと

当時主要取引先であった博報堂が芝浦にあったから。(真夜中フツーに呼び出されたりすっからさ)

担当してた得意先のJTも港区虎ノ門だったし、必然的に両者に近いこのエリアになったというわけです。

 

ここでは同マンション内で二度ひっこししたり

一足早く天国へいってしまった犬のクフィルとともにぎやかに暮らしてましたよ。

お隣に巨乳タレント◯とうれいこ&プロゴルファーの横◯要夫妻が住んでいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

世田谷区弦巻

 

いままでのとこは基本的に住居兼事務所だったんですが、

事務所と住居を分けてみようと考えて事務所は目黒に、住居は弦巻に

分けてみたんだけど、もろもろうまくいかなかったな。。

 

やっぱしおれは住居兼事務所で、暮らしと仕事が一体化してるスタイルが性にあってるみたい。

仕事場にいる時間帯はハリーやクー(犬)ともぜんぜん遊んだり触れあったりできないわけで、

逆にこっちも気になって仕事に集中できなかったりして(すぐ家に帰りたくなっちゃう)

お互いみんながさみしい思いをしたような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

目黒区目黒

前述した〜もろもろうまくいかなかった〜どころか

要はぁ、離婚してからぁ、弦巻の家を引き払ってえ、

おれはここ目黒の事務所で生活するようになったんですっ!

 

仕事もプライベートも、積み上げてきたもののほとんどを失ってしまった目黒暗黒時代。

具体的個別的にどーこーは語りませぬが、すべておれ自身の責任。

いまもって痛恨の極みです。

 

すさんだ心と正比例して事務所内は完全にスラム化

 

 

ハリーも感性が尖ってビンビンに。

 

それでもここにはいろんな人たちがわらわらと集ってきては、

どうにか浮上しようと寄り添い語り合いふざけあいながらも、

遥かな上を見つめてみんなで全力であがいてた。

 

そのおかげでおれの血と骨がさらにタフに、さらにアグレッシブに再生しはじめた、

そんなここ目黒、

忘れられない人たちの思い出がいっぱいです。

 

 

 

ここにも骨パウダーをパラパラーっと。

 

期せずしてこの慰霊ツアーは、ハリーの生涯はもちろん、

おれの半生をふりかえるノスタルジックな旅とあいなったわけです。

 

 

 

 

ここで運転手鈴木さんのお仕事は終了。

銀座「らん月」にてすきやきを食わせて労っておきました。

 

おつかれサマ〜

 

 

 

 

 

 

で!

翌日踊り子号に飛び乗り

前回ブログの沼津に戻るわけです。

 

 

 

沼津市はハリーの生まれ故郷、

仔猫だったハリーをいただいたブリーダーさんが住む街なんです。

慰霊ツアーの最後の地は、ここ駿河湾の静かにたゆたう海の底。

 

 

 

 

もの言わぬ小さないきものとともに過ごして学んだことは

生きることと死ぬことのふしぎさ、はかなさ、そしておもしろさ。

 

富士の霊峰を遠くにのぞみながら、

我が友ハリーよ、I LOVE YOU. SAYONARA!

 

 

チェッカーズ / I Love You, SAYONARA

 

 

 

 

別れに涙はいらぬ。

 

この世界からハリーの肉体はきれいさっぱり消滅しましたが

同時に世界のすべての場所にハリーが息づくことになるという大いなる反転。

呵呵、なんと世界は素晴らしくもうまいことできているものなのか、

 

 

PETE ROCK & C.L.SMOOTH / ALL THE PLACES

 

というわけで

慰霊にかこつけてのおれの自分語り、本日もお楽しみいただけましたですか

さあ次回は!

 

啓ちゃんのなつやすみにっきPART3に続く!

 

まだ続くんかーい!