記録
ワッツア!
記録…それはいつも儚い。
一つの記録は一瞬のうちに破られる運命を自ら持っている。
それでも人々は記録に挑む。限りない可能性とロマンを追い続ける。
それが人間なのである。
次の記録を作るのは、あなたかも知れない......
あ、これ
ブッダの言葉でも、ニーチェの言葉でも
世界陸上の織田裕二の名言でもなく、
往年の日テレの名番組、
びっくり日本新記録 のエンディングナレーション。
轟二郎BIG UP! な、ばかばかしくもマジメな番組でしたねー。
さて 記録といえば
神の子、神の子と呼ばれてウン十年、
その神力をいまだ発動していない俺BDAPは
当然、記録とよべる記録も保持しておりません。
童貞喪失時に7回ハメたのを記録にカウントしないならば。
おれもお相手も足腰がフラフラに。
高校の友達で、空手の型で日本一とったやつがいましたし
知り合いにも甲子園出場とか模試全国何位とかテニスで国体優勝とかいますけど
いろんな記録を持ってる人って、大人になってもなんだか自信にあふれてる印象があるね。
7回ハメたくらいじゃ真の余裕は身につかないと思い知らされた青い春。
記録の世界最高峰といえばギネスブック。
こないだギネスブック関連書籍のブック・デザインやりましたー。
GUINNESS WORLD RECORDS(マクミラン ランゲージハウス刊)
これ、フツーに書店にならぶような一般書じゃなくて、
大学とか英語学校などで、英語のテキストとして使われる書籍シリーズであります。
↑ 以上がREADINGのシリーズ。
↓ これがリスニングのシリーズ。
ギネス認定の世界記録保持者さんたちの写真をいっぱいつかって
ちょっとアカデミックな感じで仕上げてみた。
学生さんども、このテキストでいっぱい勉強してくださーい。
+
話がそれちゃうけど
本書のデザインをあらためて見返したら、
おれのデザインってどうもバタ臭いというかアメリカっぽいって感じるんだよね。
人格的にも、ふんぞりかえった傲慢な態度(7回自慢とか)が、
そうだな....イーストコーストでもウェストコーストでもない....
...あえていうと....ミシシッピー系?...か?
これは記録は記録でも、世界の負の面の記録。
アメリカ南部の公民権運動を舞台にしたハードな社会派映画。
研究者の手による書物にしろ、誇張されたエンタテインメントにしろ、
こーいう世界の近・現代史の流れをちゃんとおさえて、自分なりに考えておくことって
偉人の名言を聞いてなんか悟った風な気になるより、5億倍は有益だと思うね。
でも織田ちゃんの名言は面白い