大急ぎで振り返る2019年 その3
前回までのあらすじ♪
時はきっかり1年前、2019年初頭。
モテ要素だったロン毛をバッサリ断髪し、勤勉にそして快活に、2019年を過ごすはずだったおれ。
が、趣味のランニングにおいても快活さがいくとこまでいってしまいオーバーワーク、
結果、足首靭帯に致命的な負傷を負う。
もう二度と走れなくなってしまった挫折感から
昼過ぎに起きたり、ゲーセンに入りびたったり、
虚ろな目で空を見上げながら自作のポエムをそらんじたりと
生活態度が日に日に自暴自棄になってゆき....
(半分は嘘)
そんなわけで
マジで2度と走れなくなってしまったのです。
足首の靭帯がユルユルになってて、ラン・スピードで着地すると一発でグネるです。
(ラン初心者女子を「よかったらラン教えてあげよか?」と誘い出し
一緒に走るも、2キロくらいで早々にグネって、置いてかれました..、あー恥ずかしかった。.)
ま、歩くぶんには支障ないので、
ランやトレランをやめたぶん、登山する機会が増えたんですが
おれ、登山のきっかけがトレランだったので
じつは、終始歩いて移動する、いわゆるふつうの「登山」って、今までやったことなかったんです。
(急坂や岩場以外、基本走れるとこは走ってた)
あのー、でね、
歩きよりランが上、とかさ、
登山を楽しんでる方をおとしめる意図はもちろんないんです!
山小屋とか山頂とかで出会った老夫婦の方々とかとおしゃべりしてると
四季折々に、鳥たちや花たちや木々の梢のいろんな顔を楽しみながらゆっくり登山を楽しんでらっしゃって
それって素晴らしいなーーいいなーーー
と思うんですよ?
おれも人の子なんですよ?
なのですが....、
おれやっぱ歩きじゃモノ足りないんだよお!!
こうさ、肉体にも精神にも刺激がビシビシこない感じっていうの?
2速までしか入らなくなったスポーツカーに乗ってる感じっつーの?
登山における歩行術の基本は「運動強度をいかに上げず=体力を使わずに、登るか」
なので当然といえば当然で、
これはおれの嗜好の問題です。
嗜好だからこそ誰にも押し付けたくないし、
逆に自分の素直な意見は誰にも押し付けられない、おれだけのモノ。
丹沢縦走2泊(状況によっては3泊いける)ぶんの装備でヤマに入ったのですが、歩きがかったるくなって1泊で下山。
あーあ、
最後に残ったおれの楽しみの登山も
足がこれじゃなんだか食い足りないなあ....
勝手をいえばですよ、
足首にダメージ与えずに
かつ運動強度ほどほどに高め
かつ全身を使ってできるエンデュランス系の運動
こんなムシのいいのねえかなあ?
ん.....?
あった!!
ロードバイクだ!!
ということで選びに選んだ結果、Y's Roadで一目惚れしたロードバイク、
チネリ・ジデコをゲット!
さっそく週末ごとにツーリングに出かけ、100キロ、200キロと航続距離&体力を伸ばしてゆきました。
幸いなことに足首への影響もほぼゼロ!
鈍重な純正パーツを変えて、コンフォート度をアップさせたりー
小さなパーツも自分流のカスタムにコツコツ仕上げてみたりー
このチネリ・ジデコ、最初にロードバイクと書きましたが、
厳密にはシクロクロスというオフロード・レーサー。
舗装路はもちろん、太いタイヤを履かせることでオフロードもガンガン走れるので、
最近は林道で登り下りして遊んでばっかしですー。
都心からちょっと外れたら東京都にもこーゆう林道が無数にあり、フィールドは無限大!
ひとしきり走った後は、峠や渓谷でランチとコーヒー楽しんでみたりー。
今まで使ってたトレランや登山のギアがいろいろ流用できるので
お金もかからず一石二鳥やで!
時にはガレ場に突っこんで両輪パンクしたりー
(担いで下りるの辛かった,,,)
輪行(専用の袋に入れて電車などの交通機関に持ち込んで輸送すること)して京都の出張にもってたりーー
嵐山から大阪まで遠出しすぎて著者との打合せの時間に戻るのギリギリだったぜ。
自転車をうっとり眺めながら手料理で酒を飲む至福のひととき。
というわけで、明けて2020年の現在も
おれはもっか自転車に夢中をこじらせ中!
気づけば去年は2000km走ってたとです。
今年もいろんなとこバイクで行ってガンガン楽しむんだ〜〜♪
...え?
楽しいのはわかったから
「2019年、ブログ更新も新作アップも一切ナシ。
なにゆえ殿下が怠惰と堕落にまみれてしまったのか?」
の答えをそろそろ教えてくれって?
そんなもんもはや言わずもがな、
毎日毎日自転車をいじって遊んでいたのだ!
ブログも新作アップもやってるヒマなんてな〜いのだ!
ということです。
ちゃんちゃん♪
(大急ぎで振り返る2019年 終わり)