ブックデザインラッシュ〜その1 「私の最近の喜びは チョコレートの配給が25gに増えたことです!」の巻
ワッツア!
さあさあお立ち会い、
昨日のブログで高らかに予告した1日1善、
もとい、「1日1本新作ブックデザイン」。
いよいよスタートするぜ!
山本直純(オバQのラーメン大好き小池さんのモデルになった人)氏の無駄にキレのいい動きに注目
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さて第一日目は、6月発刊の
INSTANT JAPANESE 〜WORDS, PHRASES & CD FOR SURVIVAL〜
(IBCパブリッシング編 / IBCパブリッシング)
去年10月に発刊した同タイトルですが、
今回、新たにCDをつけて、判型も変えて新登場で〜す。
表1のコラージュ。
じつはこれMACのPhotoshop上で合成したものではありまへん。
城とか大仏とか舞妓はんとかの写真を一度厚紙に印刷し、
それぞれハサミで切ってのりで台紙にペタペタはっつけてったものを撮影、
最終的にMAC上でレイアウトしたというちょっと手間がかかったもの。
↑これが完成したコラージュ。
タイトル周りの文字もすべて実際に作り込んであります。
こんな手間をかけずとも、
サクサクPC上だけで作業しても同じようなものが短時間でできちゃうし
ましてや印刷代・撮影日などもゼロ。いいことばっかりのようなんですが、
そうやってコストカットで作ったものは不思議にどうも人の目をひきつけない。
デザインの内部からの「圧」(とおれは呼んでいる)が低いんですよねー。
精緻なデザインの中にも血が通った感じというか、
図画工作の楽しさ、インタレスティングがベースに無いと
デザインはただのインクが刷られた紙クズと堕す、と
さいきんますます強く思うようになってきてます。
このテーマは、今日から続く新作ラッシュのブログ中でも折に触れ言及してゆくだろうと思います。
おっと、ちょっと話がずれた。
さて今回、判型(サイズ)がちょっと横長になったので、
表1のコラージュ写真もphotoshop上で大手術。大きくレイアウトし直したのですが、
こうして比較してみると、見た目あんま変わらないね。。
おかげさまでギャラは「デザイン流用」ってことで値下げ、貧困、行き着く場所はスラム街。(誇張アリ)
まーこれはしょうがねえやとは思いつつ、
見た目まったく変わらずリデザインするのもテクニックがいるんだけどなあ....
などと愚民どもの厚顔無知さ(おいおい)に呪詛の言葉を吐きつつも、
まだまだアベノミクスは道半ば。
「自由とは屈従である」を座右の銘にして
なんとか各出版社さんに寄生虫のようにしがみついて労働に励みまーす♪(錯乱した文章)
ブログタイトルつながりで映画「1984」から オセアニア国歌
てことで初日なので軽めにとりあえずこんな感じ!
じゃまた明日!