HOW MANY いい顔
ワッツア!
せっかくの三連休も、「あっ....」という間。
まことに月日の流れは早いもの....、てか月日の流れといえば先日44歳にして
「はじめての白髪」を2、3本発見しちゃって、軽いめまいを覚えてしまいました....。
抜くのもめんどくさいから、というか鏡を見ながら毛を抜くことが難しすぎてホッタラカシ。
(おれはいまだに牛乳パックも開けられないほどのぶきっちょ)
ともあれ
老い方にも独自性と独善性をひたすら追い求めるロマンスグレーのB-BOY、
それがおれ斉藤啓 aka BDAP!
+
おれは現在、
某通信教育系の会社の書籍シリーズのディレクション&デザインを担当中。
この会社のバイタリティ溢れる社長さんは、制作・企画におおらかなご理解を持ってらしゃって、
シリーズ全4冊の表紙プレゼンで、数案あるうち一番カネのかかる「モデル撮影案」を
ありがたくも採用いただいたわけなんですよ。
で、通常モデル選びといえば、モデル事務所に発注し、
企画にふさわしそうなモデルさんのプロフ見て、オーディション後、決定、っていう流れなのですが
経験上言わせてもらうと、この予算規模のモデルさんってどう〜もイケてない。
たとえばスーパー(のチラシの)・モデルって中途半端なイケメンや可愛いこちゃんが見ていて超イタいじゃん?
今回の書籍デザインには、
モデルモデルしていない、スレていない、でもイキイキとした表情している。
ふつうに周りにいそうなんだけど、よく見るとじつは個性的。
そんないわゆる“イイ顔”の人たちのポートレイトこそふさわしい。
そんなわけで
舞台や映画や演劇の俳優さんやそのタマゴの方、音楽家の方、
映画学校や演劇スクールやバレエスクールの生徒さん、修了生の方など、
20〜30歳の範囲でいろいろ探してみました。
なにしろたくさんの方にご協力いただき本当に感謝です。
おかげさまで書類選考、オーディションを済ませ、すでにもう4名が決定、
撮影を控えていらっしゃいます。
が、
惜しむらくはですよ、
じつ〜にイイ顔をされてるのに、シリーズ4冊のバランスとかなんちゃらかんちゃらありまして
おれら制作サイドの判断で、泣く泣く不採用にさせていただいた方々の存在。
彼らのことをこのまま忘れてしまうのはじつにモッタイナイ!
ということでここから先は、
本件で不採用だった方々から、きょう現在掲載許可いただけた6名(+番外1名)を
特別に本ブログに掲載させていただこうと思います!
これらのテスト撮影はもちろんアッキーこと古谷昭洋。
デカめの写真でクラクラしながら“イイ顔”を思う存分ご堪能ください。
若林小夜さん
都内の演劇学校に通う20歳。
とっても素直な娘さんでした。
都倉萌菜美さん
某タレント事務所からやってきた彼女の将来の目標はカメラマン。
アッキーのブックを見ながら「このアングルはイイっすね、」とか意見くれて、さすがのアッキーもタジタジでした。
阿部公平くん
劇団JAMMING PANDAを立ち上げたばかりの演劇青年。
劇団、うまくいくといいね。
赤間太一くん
テストといえどカメラの前でいろんな表情を演じ切ってくれた彼。
いやー惚れ惚れするくらいイイ顔ですねえ!
一宮宏太くん
テレビドラマや舞台、AC公共広告機構のCMなどで幅広くご活躍中の彼。
イケメンのウラにはかなり濃い〜キャラが潜んでいると見た。
古川博巳くん
都内某映画学校の修了生の彼は映画俳優。
穏やかでソフトな語り口に逆に強い意志を感じました。疑うよりとにかくやりぬくことがきっと正解、だね。
+
そして番外、
BDAPさん
いやー、若い人と並べたらやっぱすっげぇおっさんだなおれ。すすけてるわ。
あ、てかちなみにもうすぐ12/31でボク45さい。
誕生日プレゼントはねぇ、IWCの時計がいい!
これがいい↑ ¥1,223,250(税込)
+
あ、
前途有望かつ順風満帆な若い男女にエールを贈るつもりが
結局また自分の話をしてしまいました。
つい...。悪いクセで...。
ともあれ、みんな、自分らしく輝いてしまえ!
というおれなりに最大限の応援を込めてお送りした本日のブログでした。
ついでに言うと
各種クリエイティブ業種、演劇や映画関係者のみなさま、
なんか機会がありましたら本日ご紹介した彼らをぜひともよろしくお願いします!
その時はおれとバーターで。
あ、うそうそ....、また悪いクセで...。