ブッダ救急外来へ!
ワッツア!
おれ斉藤啓 a.k.a.BDAP、
さいきんダイエットというか理想の身体づくりに励んでまして
毎日まいにち朝昼兼用食+夕食をそれぞれ500kcalに設定、
もともと料理好きの自炊好きなので
こんな感じで↑ 低カロリー献立を嬉々としてつくっちゃあおいしいおいしいって食べてるわけ。
こころみにこの日のメニューを書き記しておくと、
シュウマイ(包み方へたくそで皮が破れちゃった)
豚赤身と同量の豆腐、そしてたっぷりの野菜が入ってるので低カロリーかつ栄養満点!
炒め春雨
少量のベーコンとイカ、白菜玉ネギキクラゲなどの野菜たっぷり。牡蠣ソースの中華風味です。
トマトとタマゴの中華スープ
これと玄米焼きおにぎり1個。
調味料もかなり削ぎ落としてるのでこのメニューでゆうゆう500kcal圏内!
ちなみに目標としている身体とは
ダニエル・クレイグです(同い年なのでこうなれる可能性はゼロでは無い)
+
さてここからが本題。
健康志向の低カロリー食も、毎日では飽きがくる。
たまには庶民どもと席を並べて高カロリー外食も摂取することで
偏らない食生活をエンジョイさせようー
ということでアッキーと洋食屋さんにディナーにいったわけ。
フライやサラダなどをビールのつまみに、〆はカレーをオーダー。
で、その店のカレーはトッピングにカリカリのフライド・オニオンがふりかかってるタイプ。
おいしいおいしいってモリモリ食べてたら、喉の上の奥のほうにチクっと痛みが。
気にせず食べ進んでたら、なんか口内に違和感が。舌先で口内炎みたいなものを確認し、
しだいにうまく食物を飲み込めなくなってきたんです。
あれ?
と思ってトイレに行って口をあ〜んと開けて確認してみると
500円玉大のドス黒い血豆がある!!
中に血がたっぷりたまってタプタプしてて
まるで小龍包みたいにでかいのが!!
図↑
うがいしたり水飲んだりしても小龍包はかまわずどんどん肥大化、
そのうち食べ物や水はおろか唾さえまったく飲み込めなくなり
しまいには口で息することも難しくなってしまいました。(鼻で息は充分できるんだけどやっぱ苦しい)
口の中は唾液の洪水で、言葉のロレツも回らなくなってしまい
「あぅ〜」
「うぁぁぁ〜」
と、まるでヘレンケラー。
とりあえずお店の勘定を済ませ外に出て、
アッキーがすぐ救急病院を手配してくれて
(救急センターでも病院でもたらい回しに次ぐたらい回し対応で、行く病院が決まるまで1時間以上かかった)
タクで新宿区河田町(むかしフジテレビあったとこ)に急行。
東京女子医大付属病院の救急外来にかけこみ
患部に針で穴を開けそこから器具で血を吸い出す手術後、サクっとコトなきを得ました
AM0:30、やっと呼吸もスッキリ!
結局、裂傷からの内出血、ゆえの巨大な血玉発生。という症状だった模様。
おれなりに原因を推測すると
どうかしてフライドオニオンの尖った箇所が口内の粘膜をズルッと引きずり
皮膚が大きく裂けて傷になってしまい大量に出血、
そこにカレーに含まれる大量のトウガラシとスパイス成分が入り込み(辛口を頼んだし)
瞬間的にパンパンに腫れ、咥内を圧迫し口呼吸の困難に至った。
ということであってるのかしら。
ちなみにさっきの図で見てもらうと、この小龍包、
「たしかにデカいけど唾を飲めなくなったり呼吸できなくなるほどじゃないじゃん」
って言うと思うけど、それがトーシロの浅はかさ。
喉に異物が存在することを脳が察知した時点で
ともかく飲み込むことを禁止する指令を脳が出してしまう、
ゆえに何も飲み込めないし、呼吸もできなくなる
って担当してくれたお医者さんが言ってて、へーって思いました。
自分本来の身体的限界より先に、脳が先回りしてブレーキをかけてしまう。
これが生存本能とか自然治癒力の一つであるにしても
本来やれることでも、いらん先回りしてやれない理由を探してしまい
結果やれないことにしてしまう。
クリエイティブの制作プロセスにもそうゆうとこあるよね、
と自戒を込めて脳のメカニズムに思いをはせながら
三茶のバーにて焼酎ロックで患部を消毒しました。一杯だけね
+
今回の騒ぎはあくまで偶然が重なった事故。
決してその洋食屋さん、ましてやフライド・オニオンのせいではない
と念のため言い添えておきます。