インデペンデント

ワッツア!

 

わたくし殿下こと斉藤啓、

このブログでちょこちょこHIPHOPの動画貼ってますがそのほとんどが90's HIPHOPなのにお気づき?

そう、80後半〜00年くらいまでのおれはHIPHOPジャンキー。

一日おきくらいに渋谷レコ村(←会社が渋谷だった)や

六本木WAVE(←会社が西麻布に移転した)にせっせと通っては

めざとく12インチの新譜や情報をいちいちチェック、

仲間内のパーティでスピンしては「いい曲だろ」と女子に自慢、

すかさずトイレでペッティングなどをしていたものです。そんなこと言わなくていいよ

 

その当時のおれの画像を貼っておきます

 

 

 

が、人はオトナになってゆくもの。

結婚だ独立だで知らず知らずにレコード屋さんから足が遠のき

※結婚したからもうトイレでペッティングする必要はなくなったわけだし

家でもターンテーブル×2でいちいちヴァイナルに針を落とすのがおっくうになってね....と

B-BOYあるある上位3指に入るこんな定番な理由と

そもそも当時流行の新しいサウンドの流れが自分のHIPHOP観に合わなくなってきて

(90後半からトラックが一気にチャカチャカとせわしなくなりだしたんだよね)

しだいに最新HIPHOP事情から遠ざかっていってしまったんです。

そんな感じでゼロ年代のHIPHOPは正直あんまチェックしてないってのが実際のところ。

 

3年前くらいに1000枚超のヴァイナルコレクションを思い切って処分。

半分は実家に送って、半分はレコード屋さんに売却したんです。

そのとき中古レコ屋の買取価格リストを見て驚いた!

 

購入した当時はハッキリ不人気な(クラブで全然かかんない)

ドサーっと売れ残ってて100円ワゴンセールにかかってたりしてた

インデペンデントレーベル(メジャーに比べるとハッキリ完成度低く音質も悪い)の

いわゆる不人気マイナー盤にすんげー高値の買取価格がついてたんです。

12inに4000円とか!アルバムに10,000円とか!

逆にいわゆるhiphopクラシックと呼ばれる誰もが認める名盤は驚くほど安値。

1000円とか500円とか....。マジか....復刻版じゃなくオリジナル盤ッスよ.....

90'sウエッサイものなんて最悪。

CUBEもDREもSNOOPもみーんな安く買いたたかれ、ビア〜ッチ

 

で、最近ふと思い出し

くだんの不人気盤やインデペンデント盤をYOUTUBEでチェックしてみたんですよ。

いやービックリした

いま聴くとこれが驚くほどかっこいいんだ....

 

↑ワゴンセールで100円だったThe Nonceの95年の盤

The Nonceは当時から一部アブストラクト好きには定評あったんだけど、

hiphopスノッブって感じでそーゆうの当時あんま好きになれなかった

んだけど...なにこの超かっこよさ

 

これもワゴン100円セール常連のMiilkbone これも95年の盤かな?

てか渋ッ!このトラック超やばくない...?

なんでおれバカみたいにプレミアやピートロックやビートナッツばっか聴いてたんだろ....

 

で、上記2曲↑はメジャーレーベル発だけど

 

↑これはインデペンデントレーベル発の盤。L-Swiftのこれも95年の盤。大ネタ「風のシルエット」

このインディーっぽい「まだ制作途中ですが、これ以上作り込む予算もないのでリリースしちゃいました」感

ガッカリさせんな!HIPHOPなめてんのか!って感じで当時はダメだったけど

今聴くともう逆にアリ感がビンビンですわ!このコーラスの生っぽさ最高!

 

いやー

昔は単なる不人気マイナーだったもの(だって100円セールだぜ?)

今は★アンダーグラウンドとカッコ良く呼ばれる。

長く生きなきゃモノのほんとの価値はわかんないものですねー

 

もう一枚おれがトイレでペッティングしていた当時の画像を貼っておきます

 

 

で、ここからが本題。

1970年代後半〜80年代前半にかけて良質なソウル・ミュージックをリリースしていた

アメリカ西海岸のインデペンデント・レーベルに我がブッダプロダクションズが現在アプローチ中。

前回ブログでお伝えしておいたBITE#4がらみの内容なのです。

内容はまだ ヒ・ミ・ツ♡ ですが

交渉はトントン拍子にうまくいっている、とだけお伝えしておこう。