リ・リ・リ・リ・リ・リ・リザレクション!
ワッツア!
先週末から、ブックデザイン新作4冊、ジェネラルグラフィック新作1点を
アップしてますんで時間あったらご覧くださいませね。
さてさて
おれ斉藤啓 aka BDAPの最新仕事、前回インフォームした末井昭さん西原理恵子さんら著の新刊、
が売れ行き好調ぽいんです。
AMAZONで新書部門最高9位(だったかな、)
末井さん自身がつぶやいてるとおりはやくも重版決定です。
買った方々に花束を
買ってない輩に中指を。
なにしろみんなもっと買うんだぞー!
ってか初版そこそこ刷ってるんだけどこのへん(三宿・三茶界隈)の書店じゃあんま見かけないんだよね
(実はおれも売ってるとこみたことない。府中とか大井とか船橋とかで売れてんのかな?)
+
本書の著者の末井さんのオモシロイ生きざまは本書やWIKIで読んでもらうことにして
彼の人生のこの部分だけとりあげるのもどうかと思うんですけど、でも取り上げずにはいられないのが、
お母様が隣家の息子さんとダイナマイト心中をはかって「爆発してしまった」こと。
よっぽど凄まじい死生観をお持ちなのだろうなあと想像してたら
ご本人はいたってナチュラルで気さくな優しい方。
いま朝日出版社ブログで「自殺」についてのエッセイを連載されてるんで
そちらも興味深いテーマで、しかもていねいで平易な文章なのでぜひ一読をお薦めします。
自分の死生観とくらべてああだこうだ考えるの楽しいですよ。
+
かくいうおれもいっちょまえにウツっぽくなってた時期があったんですよ。
生きるのがなんだかひたすら恐くなってしまって、
自殺したくなってた時がちょっとだけあったんです。
でもさ、樹海で真っ暗な中さまよったり、首吊ったり、薬いっぱい飲んだり
飛び降りてペッタンコになったりとかマジでありえないじゃん?
当時おれが秘かに熱望してた理想の死に方はこれ!
「ポルシェ(当時の愛車)で200キロオーバーで壁に激突、そして爆死!」
です!
どうよ?景気いいだろ?
偶然にも爆死つながりになってしまいましたが
で、その後
おれの「死にたい病」はどうなったか.....
心療内科的なところも行かなかったし誰にも相談しなかったし(当時の奥さんにも)、
そもそも原因がサッパリわかんないんだから治しようもない。
しかもそのときのおれは普通のサラリーマン一生分くらい一年で稼ぎまくってて、
客観的にみたらウハウハの夢のセレブライフだったはずなのに....。
なんだよ、啓の軟弱者!バカバカ!
って感じで、
もうこうなったら死ぬか生きるかどっちかに決めちゃえ!
で、いちど決定したら絶対にそれはくつがえらない!ってことに決めちゃえ!
という勝手なルールのもと
「とりあえず生きよう!理由は別にない!ハイ決定!」
って決めたら
いつのまにか(でも半年くらいかかったかな)「死にたい病」は消えてなくなっていました。
そこを起点としておれのオレオレっぷりは逆に益々勢いを増してゆくのですが
あの時があったから、ちょっとは「人の中にある弱さ」を理解できるようになった、のかな。
と、本日はおれが
真の人格者として生まれ変わった
ころのお話でした。
生きながらも今の自分を殺す、
積み重ねたものを思いっきり蹴飛ばしブチ壊す。
これがすなわち生まれ変わるということなら
おれはいままで何回も生まれ変わってきたしこれからもそう生きるつもりだぜ、
COMMONばりに言えYO!
RERERERERERESURRECTION!!!
なあ、お前らもそうだろ!?
COMMON / RESURRECTION