巡礼の旅 の準備(ウェア編)

ワッツア!

 

今回の巡礼の旅。

目的地はインドはブッダガヤ、ってのは前回説明したとおり。

で、その目的はというと、チベット密教のボスキャラであり、自身が観音菩薩(ラマ)の化身とされる

ダライラマ14世主催の10日修行に参加することなのです。

 

 

おれ自身、ブッダを名乗っていることからわかるとおり、

少年時代からひじょうに仏教&仏教的思考に興味を持ち続けているわけなんですが

もちろん出家してないし、そもそも仏教徒でもなんでもない。

もっと言うと、

おれ自身の日々の暮らしの中で、実践として仏教的思考を用いることに興味があっても

原初仏教のルーツ探しとか、聖地巡りとか、おエラい高僧のありがたい講話などには一切興味がない。

なんで、インドって国じたいにも実はマジ興味ないんです。

 

 

じゃあなぜにこのタイミングで?というと、

春ごろ、チベット密教の僧侶バリー・カーズィンさんの著作「チベット仏教からの幸福の処方箋」のアートディレクション&デザインを担当させていただき、

それ以来、彼の名刺や、講演会やシンポジウムの広告、そして彼の2冊目にあたる著書もアートディレクション&デザイン担当としてご指名をいただきまして、

そんなご縁でバリーさんや担当の編集さんに今回の渡印のお話をいただき、

なんかわからんがこりゃおもしろそう。いっちょでかけてみるか!

と、そんなきっかけをいただいて始まった旅。なんです。

 

でもなんだか出発が近づくにつれて、アガってきたぜバッチコーイ

 

 

 

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前回のブログ。

恥ずかしながら久々の海外旅行にハシャぎすぎ、完全に浮ついたミーハー化、

水筒的なモノを3個重複して購入してしまうという大失態をやらかし、

まったく旅慣れてない我が身を露呈してしまったおれがBDAP

 

今回はそのリベンジ!旅のウェア編です。

 

 

.....旅とは未知の世界に一歩足を踏み入れること......

天候・環境・街なみ・目的・行動・シーンにわたってどれだけその場に自然に溶け込み、

かつ、その場でもっともイケてる男になりうるか。

自分を磨き込む、その果てしない試みこそ、大人の旅の真骨頂。

見知らぬ土地だからって、なってたまるか迷子には!

 

お前らみたいな生涯一観光客どもは

東京風オシャレでキメたつもりが、渡航先の街並からちぐはぐに浮き上がってしまったり、

チンチクリンの分際似合いもしねえヴィトンのバッグぶらさげて冷笑されたり、

背伸びしてリッツやプラザにステイしたはいいが、しょぼいジャケット着た我が身を恥じながらロビーの隅っこでずっと萎縮してたりすんだろ?

この世界の恥さらしどもが

 

真の勝ち組BDAPの、全方位死角無しのウェア選びを今から発表する。

よくチェックしとけ!

 

ウェアその1:マウンテンパーカー

前述の編集さんから「ブッダガヤは寒いから防寒しっかりねー」なんて意見を重要視。

てのもどーやらそのダライラマ14世の講話、10日間ぶっとおしで吹きっさらしの屋外で行うらしい。

てことはこの地では、機能に基づいた玄人っぽいウェア選びが基本条件、ってことを瞬時に察知。

 

でもここでアウターにダウンジャケットをセレクトするのはド素人

ダウンって雨や風には実は脆い。

水と風の侵入をほぼシャットアウトするゴアテックス生地は必須と判断。

ってことでTHE NORTH FACEのマウンテンジャケット(コーヒーブラウン)を購入〜

いまさらド定番のNORTH FACEかよ?

って今言ったやつ。お前ぜんぜんわかってない。

GO-LITEとかハグロフスとかかっこいいマウンパは山ほど売ってるけど、

そーいうの売ってるオサレ・セレクトショップって

どうしても機能よりデザインで買い付けちゃってる。

こっちのウェア選びに明確な目的がある以上、やっぱオシャレさだけでは財布開けないもんね。

あとそうゆうショップでは高機能ウェアは10万円近くしちゃったりして...コスパ悪すぎ!

 

NORTH FACEはジャケットひとつとっても機能的にもサイズ的にも(←ここ重要)

セレクトの幅が豊富だから、自分の目的や身体のサイズにぴったりなものを安心して選べる。

だからイイんです。

しかも、高機能ながらちょっと無骨なアメリカっぽさがいまだに残ってるところもイイ。

パタゴニアはちょっとマジメすぎるところが日本メーカーぽくておれはちょっとダメ。

 

 

ウェアその2:フリース

これもNORTH FACEのプロスペックモデルをセレクト。

バーサーエアグリッドジャケット(モンスターブルー)。

モコモコしたフリースにストレッチ素材を組み合わせたジャケット。

首元の高い襟が超あったかです。

 

この2着+ハイテクアンダーウェアがあればスノボも軽々こなせるほどのあったかさ。

フリースの上から薄めのダウンベストをレイヤーすればもう寒さ対策はバッチリなんじゃないかなー。

 

というところで見てください、このコーデ。

カルカッタ空港に降り立った体裁でパチリ。

 

修行の最中の体裁で。

 

野山の小動物とたわむれる体裁で。

 

法王の王座にどっかり腰をおろした体裁で。

 

完璧じゃん....

パンツは愛子がセレクトしてくれた英国のクライミングブランド:マウンテン・エキップメントのウール3/4パンツ。

足元はNORTH FACEのダウンシューズ:ヌプシ。

リュックはポーターのエクストリームなバックパック(30L)。

帽子はSUPREME。など

って感じ。

カラフルなタイツ履きたいね。

 

以上、撮影はアッキー (帽子についてはノーコメント)

 

 

んで、

100%完璧でもけっして満足しないお利口さんBDAP、

120%旅の万全を期すためインターネットにて

ブッダガヤの本日12/2の気温を調べましたのでお知らせします

 

最高気温....26度.....

 

あ...暑っ!