Play Misty For B
ワッツア!
短い連休だったね。
とはいえ自営業、有限会社ブッダプロダクションズ代表取締役齋藤啓こと
永遠の夏休み少年BDAPは、毎日が休日であり出勤日である。てことで
シルバーウィークってネーミングセンスどうなの?
と、ブツブツ言いながら連日シコシコお仕事に明け暮れたぜ
夜食風景(ピザトースト+レッドアイ)
めっきり秋。
夜なべ仕事はこんな曲でも聴きながら
JULIE LONDON MISTY
エロル・ガーナー作のジャズのスタンダード・ナンバー。
スタンゲッツだナベサダだケニーGだエラフィッツジェラルドだサラ・ボーンだ、
さまざまなアーチストカバーの中でもけっこう好きなジュリー・ロンドン(元女優さん)版。
ROBERTA FLACK THE FIRST TIME EVER I SAW YOUR FACE
POPでソウルフルでちょいとフォーキーなシンガーソングライター、ロバータ・フラック。
KILLING ME SOFTLY(フージーズ版もおなじみ)やFEEL LIKE MAKING LOVEなどで有名。
彼女初の全米1位のナンバー。ひじょうにエモい歌詞がロマンっすね
殿下...、素敵な曲ね....ウッフン♡
と、
ちょっと油断すりゃウットリ濡れた目でもたれかかってきそうな汚らわしいお前らビッチどもに恐ろしい事実を告げてやろう
実はこの2曲はストーカーの曲なのだ
正確に言うと、
映画史上おそらくはじめて、というかまだストーカーという言葉も産まれてない頃、ストーカーという人間の習性を描いた映画、「恐怖のメロディ」のテーマソング&挿入歌なのです(映画のテーマはピアノのインストだけど)。ちなみに映画「危険な情事」の元ネタといわれる本作はクリント・イーストウッド主演にして堂々の初監督作。
男を執拗に追い回すストーカー女の気持ちに寄り添うように、劇中で印象的に流れるこの2曲。
この2曲の詩の---ロマンチックで一途な女の想い---って意味が一転、ラブラブモードからホラーモードへと一気に180度転換してしまうってことが、この映画の音楽づかいの絶妙さであると同時に、本作のメインテーマである女性の不条理なコワさを描くってとこまで到達してる
...いやね、何が言いたいかというと
近日撮影予定の“おれの女性論”的企画のために、いろいろ思索したり試作したりしてるんですが、
考えるほどに女性という生物の行動原理がわからなくなってくる。
箇条書きで大量に書き出してみても、結局落ち着くところは
女ってワケワカンナイねー って一語に尽きる。
今回の企画ではそこを、ある舞台立てを使って、おれなりに表現してみたいと考えております。
今回のラフは「人物描写」をだいじにしたかったので
映画の絵コンテを描くイメージで、水彩でざくざく大量に描いてみた
さてどんな結果にあいなりますやら。
今宵もイメージという森の中で行くべき道を探すとしよう。そう、霧が晴れるまで....
詩的やね