オータム・ジャム'11

ワッツア!

 

ハイ、夏しゅうりょ〜う!

 

涼しくなってきた秋の夜長は、あたたかな音を聞きながら

夏のあやまち(妄想でも可)を反芻したくなるんじゃな〜い?コノコノ!

 

と、変なテンションで再び登場、

三宿ローカル壊れかけのラディオ曲専属DJ.殿下〜イ〜ンミックス

秋にふさわしくジャジーな選曲でいってみるのでよろしく〜イ〜ンミックス

 

 

MAESTRO FRESH WES   I'm Drinkin' Milk Now 

カナダ出身のラッパー、マエストロ。SHOWBIZもからんで一気にJAZZ色を増した4THアルバムから

ホーンのヌケが超きもちいいフックの、ファンキージャズチューン。

 

 

LORD FINESS & DJ.MIKE SMOOTH   Baby, You Nasty

ギターリフと鳴り物、という単純なサンプルと、(いま聞くと)意外に軽めの低音でしあげたトラックは

いまのHIPHOPにはなくなってしまった「わびさび」があります。

 

  

K.M.D.  Peach Fuzz

シビアに黒人問題を語りつつもイノセンスでユーモラスな3人組K.M.D.のもろニュースクールなトラック。

彼らをフックアップした3RD BASEの連中もしっかりビデオにでてきます。

X帽子の少年ゼヴラブXはこのあとメンバーを事故で失いイノセンスを完全に喪失....

次のアルバムのセールスもかんばしくなく(ダークすぎて)、シーンから忘れ去られとうとう消息不明に....

 

が、

 

KURIOUS ft. MC SERCH、KADI、MF DOOM     Benetton

鉄仮面をかぶった覆面ラッパーMF DOOMとして生まれ変わり、シーンに返り咲きます!

ダークサイドに堕ちてもラップを決してやめなかった男、MF DOOM。

そして不遇をかこう仲間をフックアップするMC SERCHと盟友KURIOUS。

これぞHIPHOP、メンズメンズワールドです

しかし覆面って....

 

 

 

PETE ROCK & C.L.SMOOTH All The Places

ソウルフルでモコモコこもったあたたかなベースライン、といえばやっぱPete Rock。

すべてがハズレなしのハイクオリティな彼のビートの中でも、この曲はとくにソウル色の強いチューン。

非HIPHOP系にも受け入れられやすいのでは。

 

 

AZ Sugar Hill

イーストコーストの王道ともいうべきAZ。

ここでは唄ものをセレクト。JUICYのSUGAR FREE をまんま大ネタ使い。

骨太のビートに美しい歌声、そして甘めチンピラ声のAZのラップが三位一体でハマってます

 

 

 

と、

ここまでスピンして

選曲がHIPHOPばっかり。他はないの、って声がきこえてきた。

いや、ロックとかJ-POPあんま聞かないんで...

じゃあトシがバレるのを承知で

UKのACID JAZZムーブメントの中から秋っぽいのを2枚セレクト!

 

OUTSIDE No Time For Change

80’S後半から90’Sにかけて盛り上がったイギリス発のACID JAZZムーブメント。

ソウルの鳴きとフュージョンのスムースさをあわせもつシャレオツでイイ曲です。

ジャミロクァイっぽいね。

 

 

YOUNG DISCIPLES Step Right On


ACID JAZZの立役者グループのひとつYOUNG DISCIPLES。無く子も黙ったTALKIN LOUD所属。

疾走感のあるジャズファンクな唄ものが中心のグループなのですが

この曲は異色のHIPHOP(とゆうかダブか)チューン。

OUTLAWってゆうUKのラッパー2人組が客演。それっぽくラップしてます

 

はい、UKモノしゅうりょ〜う

 

 

COMMON  Faithful


ふたたびUSA、レペゼンシカゴのcommonの声はそれじたいがモコモコしてあったかい楽器のよう。

スゴいのは、ライブでもこの声のトーンでやれちゃうこと。まさに天が彼のみに与えたもうたコモンセンス。

名曲数あれど、prdカニエ・ウェストのこれが秋っぽいかなー

 

 

 FREESTYLE  FELLOWSHIP ft. DADDY O  Innercity Boundries

LAアンダーグラウンド代表FREESTYLE FELLOWSHIP。

普通にラップもバリバリできる彼らですが、この曲は生音をつかったブルージーなジャムセッションってかんじ。

かように変幻自在のインテリジェンスなアプローチがこのグループの魅力。

 

ギャングスタじゃなきゃとか。ゲットー出身じゃなきゃとか。

黒人がどうとか白人がどうとか。貧困層の魂の叫びでなきゃとか。

そーゆうHIPHOPのステロタイプや偏見をことごとく膝カックンする彼らのスタンス。

それもまたHIPHOPの真髄そのものであるのです

 

+

 

秋ってことで、BPM遅めのアダルトなトラックが多くなりがちになっちゃったですが

最後はアッパーなかんじを2枚!

 

A.D.O.R.  From The Concrete

ピアノとホーンの疾走感あふれるド渋なジャズチューン にのっかるハイテンションなラップ&リリック。

黒人音楽の洗練されたヒストリーと、街の不良兄ちゃんの叫びが、

あたりまえのようにシンクロする奇跡と、そこに産まれる新しいポエジー。

それがHIPHOPの最大の魅力!

 

ERIC B. & RAKIM  Don't Sweat The Technique


ギャルも腰フリフリのアッパーさです

ウッドベースとファンキーなホーンが最高。ビデオも「お約束」で最高!

 

てわけで「汗をかかない」秋の到来とともに

DJ.殿下のオータムセレクトをお送りしました。

冬の厳選セレクト(広瀬香美も候補だゾ)もおたのすみにー

 

でわ、

ジェットストリ

 

ジェットストリ

 

ジェットストリ〜

 

これマジで知らないの?