時代はブッダ、らしい

ワッツア!
おれも10年前からブッダを名乗ってる以上、映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ美しく!」をチェックしとこうとは思ってるんだけど
ちっとも興味そそられねえ〜〜〜
だいたい吉永小百合キャスティングしてる時点で「文部省認定的な感じ?」って触手が凍結。
そしておれ、手塚治虫先生の偉大な功績は認めつつも、手塚作品とあんま相性よくないの。(あとディズニーも)
好きなのもあるけど。ブラックジャックとか、アドルフに告ぐ、とか、あとSF&怪奇テイストの短編とかは好き。
手塚先生の後に続いたゆえ彼の世界をどんどんバージョンアップできた藤子不二男・横山光輝・楳図かずおとかがおれにとってはクラシックなんですよねー....などと書いてゆくと日本漫画論になっちゃうから今回はやめよう
書店では「超訳 ブッダの言葉」なる本もけっこう売れてるらしいし、
とにかくカオスの時代はブッダ頼み、とゆうことなんですか?
お前らってほんと10年おくれてんのな。
さてさて武闘派ブッダことBDAPも、いわゆる仏教本を装丁したよーん
「チベット仏教からの 幸福の処方箋」(著:Dr.バリー・カーズィン 出版:オープンセンス)
著者のバリーさんはアメリカ人でチベット密教の僧。かつ西洋医学のお医者さんであり、ダライ・ラマ14世さんの主治医でもある方でございます。
この本は仏教を「宗教的側面」からは語らず、「仏教の科学的側面」と「仏教の哲学的側面」から、生き方をやさしく説いておりますんで、一般の方に広く楽しんでもらえる内容になっとりますです。とくに、西洋科学の代表者としての医師、の目線をキープしたまま仏教へのアプローチを行うので、あらゆる宗教がもつとっつきにくさ・説教臭さがないので、けっこう新鮮です。
ダライ・ラマ14世さんじきじきにオビにおススメ文章を書いてくださったってのもあって、装丁もかなり力を入れさせてもらったぜ!
+++以下、デザイナーにしかわかんない今回の装丁プラン+++
●カバー ヴァンヌーボーV スノーホワイト90.5kg 特3c 銀箔押し マットニスびき
●表紙&オビ ヴァンヌーボーV スノーホワイト90.5kg マットニスびき
●見返し ビオトープ ベリーレッド90kg
●本文 コスモエアライト90kg
いやー久々にヴァンヌーボー使ったけど、やっぱイイわ
クリーンでウェルメイドでカッコいい & かつ、いいヴァイブスが出てくる装丁ができたと思いますんで、
機会があれば手に取ってどーぞ読んでみてくださいね
バリーさん、謝辞に「ブッダ斉藤さん」ってわざわざ書いてくれたんですが、仏教関連書でブッダを名乗るおれのことホントどー思う?...